社長ブログ
溶射屋
日々の気づきを投稿中

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2026_04/10

100社あれば100通りの「あり方」がある。               坂本光司研究室で学んだ経営の真髄!

「人を大切にする経営」を30年前から提唱されている坂本光司先生。

私は坂本先生が法政大学大学院で教鞭を執られていた際、4年間にわたり坂本光司研究室で学ぶという貴重な機会をいただきました。

在籍中、坂本先生やゼミの仲間と共に訪問した企業は、実に250社にのぼります。

それぞれの現場へ足を運び、その社風を「五感」で感じ取った体験が、今も私の大きな財産となっています。

多くの現場を歩く中で学んだのは、「人を大切にする経営」を実践している会社の「あり方」があるということ。

いい会社が100社あれば、100通りの「あり方」があり、100社あれば100通りの「やり方」がある。

他社の成功事例をそのまま真似しようとしても、決して上手くはいきません。

しかし、数多くの「あり方(企業の姿勢)」に触れ、学び続けるうちに、自ずと自社に合った「やり方」が少しずつ見えてくるようになります。

見えてくるようになったら、できるところから一つひとつ、右往左往しながらも泥臭く実践していくこと。

当社も、「いい風」が吹く社風にしたいなぁと思っています。

2026_04/07

「目の前が真っ暗になったあの日から・・・!」

2014年12月、私たちは「人を大切にする経営」への一歩を踏み出しました。

それ以来、管理職と共に毎月「いい会社つくり勉強会」を開催し、右往左往しながら一歩ずつ進んできたつもりでした。

しかし、開始から1年10か月が経ったある日の勉強会冒頭のこと。

幹部社員から、思いもよらない後ろ向きの言葉を突きつけられました。

「社長が外に向かっていい顔をしようとしている、と言っている社員がいる」

その瞬間、「時間をかけて取り組んできた結果が、これなのか・・・」と、目の前が真っ暗になったのを今でも鮮明に覚えています。

あれから8年と数ヶ月。

あきらめることなく対話を重ね、想いを伝え続けてきた今、社内の雰囲気は当時とは違うものになってきました。

これからの時代、社員一人ひとりを尊重し「人を大切にする経営」を実践しようとしない会社は、生き残っていけないと思っています。

写真:5年前に撮影

2026_03/28

「道徳と経済は一体! 三方よし経営が描く、人を大切にする未来」

先日、日本道経会の理事会に出席してまいりました。

日本道経会とは、1999年に設立された全国組織。

法学博士・廣池千九郎(1866~1938年)が提唱した「道徳と経済は一体である」という「道経一体思想」を学び、実践し、社会に広める活動を続けています。

日本道経会会員が目指すのは、「相手よし、自分よし、第三者よし」の「三方よし経営」です。

日本道経会が発行している月刊誌『三方よし経営』には、私の恩師である坂本光司先生が毎月執筆されています。

坂本先生が提唱される「人を大切にする経営」と、この「三方よし経営」。

言葉は違えど、見据えている向かうべき方向は全く同じです。

「正しく儲け、その利益で人を幸せにする」

この当たり前だけれど奥深い経営の本質を、これからも現場で、そして地域で実践し続けていきたいと改めて感じた一日でした。

2026_03/22

人の優しさは「涙の量」に比例する。坂本光司先生から学んだ真の人財と利他の心

人の優しさは「涙の量」に比例する。

坂本光司先生が説く、真に求められる人財とは。

「人を大切にする経営」の提唱者である坂本光司先生は、よくこのような言葉を口にされます。

「人の優しさは、それまでに流した涙の量に比例する。涙を流したことのない人は、人の悲しみや苦しみを心から理解することはできない」

また、企業が真に求めるべき人財についても、次のように語られています。

「企業が求めている人財とは、単に知識やノウハウ、テクニックを身につけた人ではない。人としての優しさや、仲間のことを思いやる『利他自損(りたじそん)』の心を持った人である」

私は、坂本先生と一緒に企業視察へ伺う機会が多くあります。

そこでよく目にするのは、訪問先の社長さんのお話を聴きながら、静かに涙を流されている坂本先生の姿です。

理屈ではなく、心で相手の苦労や喜びに寄り添う。

その温かい眼差しこそが、先生の説く「優しさ」の真髄なのだと、お姿を拝見するたびに胸が熱くなります。

2026_03/15

「後継者を育てることができるリーダーとは?」

強力なリーダーシップを持つ人は、組織をぐいぐいと牽引する力があり、短期間で現場を活性化させることができます。

しかし、そこには一つの「落とし穴」があるように感じます。

リーダーシップが強ければ強いほど、あらゆる判断がトップに集中しがちになる。

すると部下たちは、自ら考えて動くよりも「トップの判断を待つ」ようになり、結果として後継者が育ちにくい環境になってしまうのではないでしょうか。

人を引っ張る力があるリーダーほど、「聞く力」が重要なのかもしれません。

自分が思う正解を先に言ってしまうのではなく、部下自らがその結論にたどり着けるような会話を心がけること。

「あなたなら、どうしたい?」

「この状況をどう見ている?」

そんな問いかけを通じて、部下の口から答えが出てくるのを待つ。

この「忍耐」こそが、次世代を育てる本当の教育なのでしょうね。

と、偉そうに書いてはみたものの、人のことはよく分かっても、自分のこととなると分からないものです(汗)。

写真:生成画像

2026_03/14

「上役の一言で職場が変わる!」

会社や団体において、上司や先輩が使う言葉は「職場の空気」そのものになります。

部下や後輩からの報告や提案に対して、 「それ、いいね!」 「まずはやってみよう!」。

そんな前向きな言葉が飛び交う職場は、失敗を恐れない活気に溢れています。

「自分の意見が認められた」という承認の喜びが、さらなる主体性と成長を生む「好循環」を作ります。

対照的に、 「でもね・・・」 「しかし現実は・・・」 と、常に否定から入る職場はどうでしょうか。

せっかくの芽を摘み取られた部下や後輩たちは、次第に口を閉ざすようになる。

やがて職場は、言われたことしかやらない「指示待ち」の冷え切った空気になってしまうでしょうのではないでしょうか。

もちろん、仕事には厳しい現実や正論が必要な場面もあります。

しかし、「正論」をぶつける前に、まずは相手の意見を「いいね」と肯定する。

その小さな一言の積み重ねが、何物にも代えがたい「信頼」という名の大きな資産を築いていくのでしょうね・・・。

写真:坂本光司先生

2026_03/11

「正論で人は動かない!」

「正論を振りかざすのは、実は正しくない」と大久保寛司さん。

私たちはつい、正しいことを言えば相手が変わると思いがちですが、現実はそうではありません。

 大久保さんは、教育や職場での具体的な例を挙げてこう説いています。

●学校現場にて、「いじめをしないように」と正論を伝えるだけでは、いじめはなくなりません。

「いじめをしてはいけない」という心、つまり相手を思いやる土壌を創ることこそが、先生の真の仕事である。

●職場にて、上司が「クレームを出すな!」と精神論だけで指示を出しても、ミスは減ならい。

クレームが起きないための具体的な仕組みや環境を整えることが、上司の果たすべき役割である。

●身近な例でいえば、夫婦喧嘩も同じ。

お互いに「自分の正論」をぶつけ合えば合うほど、火に油を注ぐことになり、解決からは遠ざかってしまう。。

焦点は「正しいこと」ではなく「実現すること」 大切なのは、正しい言葉を語ることではなく、「正しい状況をつくること」だと。

そして、理想の状態を「実現すること」に焦点を置くことだといいます。

「なるほどねぇ・・・!!」

言葉の正しさに酔うのではなく、相手の心や現場の状況に寄り添い、共に良い未来を創っていく。

そんな「あり方」を大切にしていきたいものです。