4/9(⽔)、社員11名で宮城県名取市の閖上(ゆりあ げ) 地区を訪問しました。
ここ閖上は14 年前の東⽇本⼤震災の際、8.4mの津波が襲来、住⼈5,600⼈のうち756名の命を失った場所です。 1960年5⽉のチリ地震の際、東北各地が津波被害を受ける中、閖上だけは無傷でした。そのことが「閖上 には津波は来ない」という、間違った安全神話ができ てしまい被害が⼤きくなりました。(津波は日和山の上の松の木の半分まで来たとのこと)
また、防災無線が壊れており、住⼈に避難の案内ができなかったこと、 ⼀度避難をしたのに「家に忘れ物を」と取りに戻って犠牲になられた人、避難する⾞が道路で渋滞してしまったこと、様々な要因で被害が⼤きくなった様⼦を学びまし た。
私たち静岡に住む者として、南海トラフ地震が来ることが予想される地域に住んでいます。いざという時に「⾃分のいのちは⾃分で守る !」「とに かく早く避難をする !」、このことを徹底する⼤切さを学びました。