昨日、「ハドソン川の奇跡」を見ましたが、これほど感動を覚えたのは久しぶりでした。
2009年1月15日、厳寒のニューヨーク・ラガーディア空港を飛び立ったUSエアウェイズ1549便の不時着着水事故に基づく映画です。
乗客、乗務員155名を乗せた1549便は高度わずか約850メートルで鳥を両エンジンに巻き込んでしまい推力を失うトラブルに見舞われ70トンの鉄の塊と化してしまう。
上昇中の事故のため、速度も370キロしかなく、急速に高度を下げてゆくが、眼前に迫るのは人口160万人の大都市マンハッタン。
1549便に残された滑空距離と滑空時間はわずかという絶体絶命の危機に陥った機体を操縦するサレンバーガー機長は、最短の距離にある空港への緊急着陸をアドバイスした管制官とは違った、ハドソン川への着水を選んだ。
これは彼の42年間の長い航空人生で養った経験から瞬時に選択したのだった。
エンジン停止から着水決定までわずか40秒、離陸してから着水まで5分程度の間に起きた全員生還の奇跡の実話。
しかし物語はこれでは終わらなかった・・・・・。
主演のトム・ハンクスの演技が本当に素晴らしく、最後のシーンは身体が震えるくらい感動して涙が溢れてきました。
こんなに感動した映画は久々、真っ赤な目をしながら売店で映画のパンフレットを買った私です。
ハドソン川の奇跡のパンフレットより!
ハドソン川の奇跡
2016年10月10日
2016_10/10