早朝のBS番組「車窓紀行」を何気なく見ていたとき、東海道線の車両が映り込みました。
その車体には、昔から馴染みのあるオレンジと緑のライン。
子どもの頃、「お茶とみかんをイメージした色」と聞いたことを思い出し、あらためて調べてみました。
この配色は戦後まもない1950年(昭和25年)ごろ、国鉄(現JR東日本・JR東海)が80系電車を導入した際に採用されたもの。
オレンジ(朱色1号)静岡・神奈川の特産「みかん」
緑(緑2号)静岡を象徴する「お茶畑」
まさに静岡を代表する色の組み合わせで、正式には「湘南色」と呼ばれていて、その後113系や115系などにも採用され、日本各地へと広まった。
静岡県民にとって、この色はまさに“ふるさとの風景”です。
(写真:Wikipediaより/Maeda Akihiko氏撮影)
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