歌舞伎座の舞台で使われている、「黒・柿色・萌黄色(もえぎ)」の幕を定式幕(じょうしきまく)というそうです。
あの三色に、どのような意味があるか興味を持ちました。
・「黒」
意味:格式、荘厳、引き締め。
・「柿色(かきいろ・オレンジ)」
意味:柿色(柿の熟したようなオレンジ色)は、豊穣や活気、江戸の明るいエネルギーを表すとされている。
かつて芝居小屋が幕府から公式に営業を許可された「興行の証」としての意味合いも持つ。
・「萌黄(もえぎ・緑)」
意味: 萌木色(若草のような緑色)は、若さ、成長、または舞台の清新さなどを象徴する。
「これから別世界へ入る期待」と「終わり」を知らせることの象徴。
江戸時代から変わらぬ伝統の色調を守り続けるその姿には、時代を超えて観客に「勇気と感動を与えたい」という職人や役者たちの魂が、この幕には宿っているのではないでしょうか。










