社長ブログ
溶射屋
日々の気づきを投稿中

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溶射

2020_06/04

炎の舞い!

ニッケル・クロム系の材料を素材にコーティング。

その後、約1700度のガスバーナーで材料の融点近くまで加熱する際に写真のような素敵な炎の舞いに。

温度によって微妙に色が変わり、激しく動く炎はとっても魅力的なんです。

炎の舞い

2019_03/28

溶射技術 応用例!

弊社が得意としている溶射技術

溶射加工とは要求される材料を瞬間的に溶かして(溶)高速で吹き付ける(射る)こと。

数多くの産業界でなくてはならない技術の一つ。

ちなみにスーパーカーであるホンダNSX、ニッサンGTR、トヨタレクサスLFAのエンジンにも採用されています。

以下、交通タイムス社HPより

ホンダNSXのシリンダーは一般的な鋳鉄ライナー鋳込みではなく、最新テクノロジーであるプラズマ溶射シリンダーが採用されている。これは、シリンダー内壁に200ミクロン(=0.2㎜)という極薄の鉄粒子膜を形成するもの。

 ピストンが上下しても摩耗しないような高い耐摩耗性や潤滑性をもちつつ、シリンダーの熱伝導率を鋳鉄比で52%も向上することが可能となる。これによって約3㎏の軽量化も行えるほか、ボアピッチを狭くする相乗効果も生まれ、外寸をコンパクトにすることができた。

ホンダNSX 2,370万円

2017_02/14

受賞通知が届きました!

静岡市が企画する、独自の技術をもって活躍している中小企業製造会社を表彰する制度に応募し1月31日にプレゼンを行いましたが昨日、静岡市のほうから受賞通知が届きました。

弊社が得意としている溶射加工とレーザー加工の複合加工技術が技術的に優れているということを認定していただいたのがとっても嬉しいです。

3月に行われる表彰式では静岡市長室にて市長より賞状の授与があると共に、3月上旬には表彰企業のプレスリリースがあるので、

静岡県の皆さまには新聞等でご覧いただけると思います。

感謝・感謝です!

写真のメンバーでプレゼンを行いました!

村田ボーリング技研・プレゼンメンバー
村田ボーリング技研・プレゼンメンバー

2013_05/20

プラズマ溶射

プラズマ溶射・・・高温プラズマジェットを利用して高融点材料を溶かして吹き付ける(射る)方法!!(溶射)

主にファインセラミックを溶射する際に用いる。

表面が非常に硬くなり、耐久性が向上するのでメインテナンスまでの時間が長くなることでの生産性や品質向上につながります(^^)

プラズマ溶射

プラズマ溶射・・・・塗工用ローラー表面へのファインセラミックコーティング

2012_10/15

レクサス(LEXUS)LFA

ある展示会に出店されていた軽量化対策された「レクサスLFA」

その対策の中に、当社の得意とする溶射加工がこのレクサスエンジンのシリンダー内面に使われているという説明書きを発見!!

このような時代の先取りをするようなコンセプトカーに溶射加工が使われること本当に嬉しいです

溶射とは色んな材料を瞬間的に溶(溶)かして、吹き付ける(射)こと。

吹き付ける材料はファインセラミックとか超硬、金属、非金属など色んな種類の材料があり、目的にあった材料を使用します。

ちなみに機械が動いている会社がお客様になり得えるので業種業態は関係ありません(^_^)

主に機械部品が摩耗すること製品寸法ムラが出るような場合などの摩耗対策(耐摩耗)に使われることが多いかな?

ちなみに新品にも再生品にも溶射加工できます(^_^)
 
レクサス(LEXUS)LFA
エンジン・シリンダボアへのアーク溶射加工されたレクサス(LEXUS)LFA
 
LEXUSLFA軽量化コンセプト
LEXUSLFA軽量化コンセプト
将来の量産化を視野に入れた軽量化技術の開発
・シリンダボアのアーク溶射・チタンコネクティングロッド・チタンバルブ
・PC樹脂ガラスクォータウインドウ・PS樹脂ガラスパーティション
・CFRPキャビン・CFRPルーフ及びフード
・SMCパネル・SMC/アルミハイブリッドドア
・CCMブレーキ
 
 
レクサス(LEXUS)LFA
レクサス(LEXUS)LFA
 
レクサス(LEXUS)LFA
レクサス(LEXUS)LFA
 

 

2012_02/18

再溶融処理・炎の舞

ニッケルークロム合金粉末を溶射(溶かして吹きつけること)後に合金の溶融温度近くの1050度まで加熱して、材料同士を溶かし合わせる作業の事を再溶融処理といいます。

まるで炎の舞のように見えるので撮影のし甲斐があります\(^o^)/

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自溶性合金溶射・再溶融処理
自溶性合金溶射・再溶融処理
 

2011_11/17

日本溶射学会 全国講演大会

我が村田ボーリング技研(株)が所属している一般社団法人 日本溶射学会 全国講演大会が2011年11月14日(月)〜15日(火)で開催され、出席して来ました。

溶射とは「溶かし」た材料を「射撃」のごとく超高速で吹きつけることを言い、

あらゆる産業界で使用されている機械部品の表面処理に使われている技術の一つ。

全国大会は、秋と春の2回行われ、大学や民間、公的機関からの研究発表が行われ全国から研究者が集まって来る講演大会となっています。

今回は、前日の日曜日に役員会があったので日曜日から名古屋入り、こんかい残念ながら有名な山本屋の味噌煮込みうどんを食べることができませんでした。

確か、(味噌煮込み)うどん1杯で1,200円位するけど、とっても美味しいんですよ!(^_^)

今日は大変に硬い内容で申し訳ありません・・・・・・(-_-;)
 
JR セントラルタワーズ
会場は愛知県名古屋駅から徒歩10分程度のところにある「ウインクあいち」・・・写真はJR セントラルタワーズ
 
日本溶射学会 全国講演大会
日本溶射学会 全国講演大会 会場入口
 
日本溶射学会 全国講演大会
今回、発表中の写真撮影が禁止となったため入場前会場を撮影
 
三菱重工業製 MRJ
溶射交流会会場 三菱重工業製 MRJの模型 まだこれしか設置されていません^^;
 
日本溶射学会 福本会長
1日目の夕方から開催された懇親会・・日本溶射学会 福本会長 ご挨拶
 
交流会会場
交流会会場 1時間半夏あっという間でした
 
溶射屋・村田光生 紅○さん・松○さん
懇親会の司会を仰せつかった溶射屋です^^; (左)

懇親会後ちょっと小腹が減っていたので会場近くのラーメン屋に・・紅○さんと松○さん (右)
 
日本溶射学会全国講演大会プログラム・・・2日間に渡り、下記のタイトルの発表がありました。

・Cr3C2-WC-Niサーメット皮膜の酸化と摩擦特性
・圧子押し込み法による溶射皮膜の密着強度試験の標準化
・ゾル・ゲルを溶射した酸化チタン皮膜の光触媒活性
・サスペンションプラズマ溶射法による光学特性アルミナ皮膜の創製
・有機金属錯体粉体からのフレーム溶射法による金属酸化物膜の作製
・ナノ粒子スラリーを利用したプラズマ溶射法によるアルミナ緻密膜の形成
・特別講演 「MRJの開発がもたらす産業の展望」
・コールドスプレー銅皮膜のSUS304基材への付着挙動
・固相粒子積層膜の粒子界面観察
・熱処理がコールドスプレー銅積層体の機械的特性に与える影響
・革新的接合方法の現状と今後の展望」イントロダクション
・表面活性化接合の現状と展望
・超高速傾斜衝突を利用した同種・異種金属の固相接合
・溶射粒子偏平凝固挙動に及ぼす初期凝固の影響
・ステンレス溶射皮膜への低温プラズマ浸炭処理による表面硬さの改善
・円筒基材のブラスト加工における噴射角度の影響
・(Ti,Mo)(C,N)‒Ni材料のHVOF皮膜特性
・高速フレーム(HVAF)溶射法によるWC-10mass%Co-Cr皮膜の機械的特性に及ぼす溶射粉末の気孔と二次粒径の影響
・高周波誘導加熱にて再溶融した自溶性合金組織の評価
・NaCl水溶液中におけるAl-Zn合金 溶射皮膜の電気化学インピーダンス特性
・銅めっき法を利用したAl2O3溶射皮膜内部における金属の析出挙動
・Reactive Plasma Spraying o f Aluminum NitrideCoating and its Properties
・超音速フリージェットPVDによるNd-Fe系膜の組織と磁気特性
・超音速フリージェットPVDを用いてマグネシウム合金基板への磁性膜の成膜
・吸引式パウダーフィーダーを用いた低出力APS装置によるMo皮膜の形成
・粒子画像流速測定法(PIV)を用いたコールドスプレー粒子の速度評価
・Smoothed particle hydrodynamics法を用いたコールドスプレー粒子の付着粒子速度範囲および最適粒子速度の数値解析評価
・コールドスプレーにより作製したNiAl金属間化合物皮膜組織に及ぼす原料粉末の影響
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