社長ブログ
溶射屋
日々の気づきを投稿中

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「村田ボーリング技研」

2026_02/19

今でも鮮明に残る記憶、入社初日の雷!「両手を使え!」

私が村田ボーリング技研に入社し、名古屋工場の製造担当に配属されたのは45年前。

入社初日のことは、今でも鮮明に覚えています。工場内に設置されたクレーンを動かそうと、ペンダント式の操作器を片手で扱っていた時のことです。

それまで「優しい叔父さん」だと思っていた常務から、突然、厳しい口調で怒鳴られたのです。

「両手を使え!」

その一言に、私は全身が凍り付くほど驚きました。それと同時に、「仕事場とはこれほどまでに厳しい場所なのだ」と身をもって教わった瞬間でもありました。

それ以来、私はクレーンの操作だけでなく、あらゆる場面で「両手」を意識するようになりました。

例えばクレーン操作なら、「東・西」と「南・北」を片手ずつで操作し、一度に2方向へ同時に動かす。そうすることで、作業効率は劇的に変わります。

この「両手を使う」という習慣は、45年経った今でも私の思考のベースにあります。

一つのことだけでなく、常に多角的に、そして効率的に物事を進める。

あの日の叱咤激励が、今の私の仕事のスタイルを作ってくれました。

写真、11年前に80歳で勇退したK常務。現在91歳。

2026_02/18

採用難の時代だからこそ、条件を超えた「理念採用」が強い組織を創る!

深刻な少子高齢化の影響もあり、今はどの業界も空前の「採用難」と言われる時代となりました。

求人票を開けば、「初任給〇〇万円」「年間休日〇〇日以上」「充実した福利厚生」など、魅力的な条件が誌面を踊っている。

もちろん、働く環境を整えることは企業努力として欠かせません。

しかし、条件面だけを前面に押し出して採用すると、入社した方は常に「もっと良い条件」を求めて他社と比較し続けることになり、結果として離職に繋がることになる。

当社が何より大切にしているのは、条件以上に「経営理念」や「社長・管理者の考え方」に深く共感してくれるかどうか。

「何のために働くのか」という価値観の根っこが響き合ってこそ、困難な壁も共に乗り越えられる。

そんな心の通った採用が、結果として長く、いきいきと活躍できる組織を創ると信じています。

写真:村田ボーリング技研株HPより

2026_02/17

静岡の仲間! サイダ・UMS様が綴ってくれた村田ボーリング技研の素顔

静岡県焼津市にある「株式会社サイダ・UMS」の社長様と総務部の望月様が、先日弊社へ見学にお越しくださいました。

社長様は、息子が通っていた高校の先輩というご縁でもあります。

切磋琢磨する地元の仲間に、私たちの「人を大切にする経営」や「現場の活気」をどのように感じていただけるか、少し緊張しながらもお迎えしました。

後日、望月様が自社ブログにその時の様子を綴ってくださったのですが、その内容があまりに温かく、読んでいるこちらが胸が熱くなるほどでした。

お時間のある方は下記ブログ記事をお読みください。

株式会社サイダ・UMSさんのブログはこちらです!

https://www.saidagroup.jp/ums/blog/company-tour-report-muratabrg

2026_02/16

「同業者と『競う』のではなく『共に生きる』がいい!」

仕事において、同業者との過度な価格競争に巻き込まれるほど不毛なことはありません。

無理な値下げは自社の体力を削り、結果として「薄利」を招くだけで、誰にとってもメリットがないからです。

私は、価格で競い合うよりも、お互いの強みを認め合い、補い合える関係を築きたいと考えています。

相手が得意とする分野は迷わず発注し、逆に自社の得意分野では頼りにしていただける。

そんな「共存共栄」の形こそが理想です。

「困った時はあそこに相談してみよう」と、同業者の皆様からも気軽に声を掛けていただけるような、懐の深い会社をこれからも目指してまいります。

写真:本社玄関を入ると「ムラタ坊や」のお出迎え!

2026_02/15

門田隆将氏が語る「大義」と「決断」:第33回一般公開講演会のご案内!

本日は、2026年4月18日(土)に開催する弊社主催の第33回 社員勉強会のご案内です。

社員勉強会なので、営利目的ではありません。

多くの皆さまに元気になってもらいたいと思い一般公開しています。

今回の講師は、作家・ジャーナリストとして多方面でご活躍の門田隆将(かどたりゅうしょう)氏をお迎えいたします。

門田氏は、新潮社での記者・デスク等の要職を経て独立後、「毅然と生きてきた日本人像」をテーマに数々の名著を発表されてきました。

『この命、義に捧ぐ』での山本七平賞受賞をはじめ、現在はテレビ番組『そこまで言って委員会NP』への出演や、YouTube『門田隆将チャンネル』でも絶大な人気を博していらっしゃいます。

今回の講演テーマは、「大義に生きた日本人たち 〜福島第一原発事故 吉田昌郎所長に学ぶ毅然とした生き方〜」です。

2011年3月、東日本大震災によって引き起こされた福島第一原発の全電源喪失。

圧力容器が設計上の限界(2倍)」に達して、格納容器がいつ爆発し、東日本が壊滅するかもしれない。

極限の恐怖の中で、命を懸けて現場に踏みとどまり、原子炉を守り抜いた人々がいました。

極限状態において、なぜ彼らは逃げずに責任を背負い、行動することができたのか?

その覚悟と決断の裏にあった「大義」とは一体何だったのか?

門田氏が当時の吉田昌郎所長への長時間インタビューを基に執筆された名著『死の淵を見た男』は、後に映画『Fukushima 50』としても公開され、多くの日本人の心を揺さぶりました。

現代を生きる私たちにとって、困難に立ち向かうための「毅然とした姿勢」とは何か。その答えを、門田氏のお話から共に探ってみたいと思います。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


催事名:第33回 村田ボーリング技研株式会社 社員勉強会(一般公開)

講師:門田隆将 氏
開催日:2026年4月18日(土)
時間:13:00 ~ 16:30(開場 12:30)
会場:静岡グランシップ 11F 会議ホール「風」 (JR東静岡駅南口から徒歩5分)
料金:一般 2,000円 / 大学生以下 無料(すべて税込)

お申込み方法

以下のリンクよりお申し込みください

https://x.gd/N6242

※ファックスによるお申し込みについては、近日中に弊社HPにて公開予定です。

 

2026_02/12

「ファクハク動員100名の難題に挑む若き学生たち!」

24日、首都圏から16名の大学生が村田ボーリング技研に来てくれました。

静岡市と就職支援財団が主催する「地域活性化ワークショップ」の一環として、都内の大学12年生たちが自ら手を挙げて集まってくれたもの。

早朝に東京を出発し、10時半に到着した彼らに課したのは、「次回のファクハク(工場博覧会、オープンファクトリー)で100名の大学生を動員する企画を提案せよ」という真剣な課題。

学生たちは213日の都内でのプレゼンに向け、熱心にメモを取ります。

静岡市で4年前から始まった「ファクハク」

当社は初年度から参加していますが、1年目約150名、2年目約450名、3年目約650名の方が見学に来ていただき、村田ボーリング技研が何を加工している製造業なのかを知っていただくことができました。

今年は昨年を上回る見学者があればいいなぁと・・・。

工場見学。

機械加工、溶射加工、研削加工。

火花が散り、職人が目を光らせる現場を駆け足で見学したあと、社長室メンバーとの質疑応答が行われました。

彼らが現場で感じたのは、単なる「技術」だけではないはず。

首都圏の若者たちが、地方の中小企業の「熱量」に触れ、自分のキャリアを考えるきっかけとなる。

彼らの真剣な眼差しに触れ、私たちにとっても、自社の価値を再認識する有意義な一日となりました。

静岡から、日本の未来を担う若者たちへ。

「人を大切にする経営」の種が、彼らの心に一つでも蒔かれたことを願っています。

2026_02/10

「ウエルビーイング学部を卒業した学生が就職しようとする会社は・・・?」

2024年、武蔵野大学に世界初の「ウエルビーイング学部」が設立されました。

(ウエルビーイングとは、心も体も社会的にも、満たされている状態)

これを知ったとき、私は「ついに、この時が来たか」と思わざるを得ませんでした。

今後、「ウエルビーイング」という言葉が独り歩きして大流行するのと同時に、おそらく他の大学もこぞって同様の学部を創設することでしょう。

かつて「国際学部」や「情報学部」が乱立したように、大学側も「生き残り」をかけた巨大な波の中にいます。

今後、ウエルビーイングを冠する学部が増えていくのは間違いありません。

では、そこでウエルビーイングを専門的に学んだ学生たちが社会に出るとき、一体どんな基準で企業を選ぶのでしょうか? 彼らが選ぶのは、単なる「お洒落なオフィス」や「高い給料」でしょうか?

いいえ、違うはずです。

学問として幸福の本質を学んだ彼らが注目するのは、いう、精度の高い「心の物差し」です。

「心理的安全性が保たれているか?」

「社員が自律的に、誇りを持って働いているか?」

「社長の言葉に、魂(本気度)が乗っているか?」

彼らは、経営者の嘘や、形だけの「ウエルビーイング」を瞬時に見抜いてしまうでしょう。

「人を大切にする経営」を実践しない企業は、もはや採用ができないだけでなく、社会から存在を許されない

そんな時代がすぐそこまで来ています。

しかし、この事実に危機感を持っている経営者が、あまりに少ないように感じてなりません。

写真:武蔵野大学ウエルビーイング学部長 前野隆司氏