社長ブログ
溶射屋
日々の気づきを投稿中

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2017_12/06

溶射

弊社が得意としている「溶射加工」

「溶射」という言葉は一般社会では全くと言っていいほど聞かない言葉ですが、表面処理方法の一つの技術で、高温の熱源で瞬間的に「溶かした」材料を「射る」ことを言います。

「射る」は「射撃」の「射」でもあり、溶かされた材料が溶滴となり超高速で基材に連続発射されているイメージ。

ハイテクな所では航空機やF1マシン、半導体や液晶製造装置などの見えないところに使われている。

基本的に使われているのは機械部品の再生加工。

今日は会社PRでした。

写真:プラズマ溶射
プラズマ溶射

2017_04/27

静岡駅地下道の広告を新しくしました!

静岡駅地下道にあるショーケースに入れる広告を新しくしました、

広告は表面処理技術の一つである溶射加工をしている作業者の写真で、

「技術は人から生まれる」の文字がいい感じ。

社名は左下に小さく書かれていますが、歩きながら読める程度の大きさにしてあります。

2012_10/15

レクサス(LEXUS)LFA

ある展示会に出店されていた軽量化対策された「レクサスLFA」

その対策の中に、当社の得意とする溶射加工がこのレクサスエンジンのシリンダー内面に使われているという説明書きを発見!!

このような時代の先取りをするようなコンセプトカーに溶射加工が使われること本当に嬉しいです

溶射とは色んな材料を瞬間的に溶(溶)かして、吹き付ける(射)こと。

吹き付ける材料はファインセラミックとか超硬、金属、非金属など色んな種類の材料があり、目的にあった材料を使用します。

ちなみに機械が動いている会社がお客様になり得えるので業種業態は関係ありません(^_^)

主に機械部品が摩耗すること製品寸法ムラが出るような場合などの摩耗対策(耐摩耗)に使われることが多いかな?

ちなみに新品にも再生品にも溶射加工できます(^_^)
 
レクサス(LEXUS)LFA
エンジン・シリンダボアへのアーク溶射加工されたレクサス(LEXUS)LFA
 
LEXUSLFA軽量化コンセプト
LEXUSLFA軽量化コンセプト
将来の量産化を視野に入れた軽量化技術の開発
・シリンダボアのアーク溶射・チタンコネクティングロッド・チタンバルブ
・PC樹脂ガラスクォータウインドウ・PS樹脂ガラスパーティション
・CFRPキャビン・CFRPルーフ及びフード
・SMCパネル・SMC/アルミハイブリッドドア
・CCMブレーキ
 
 
レクサス(LEXUS)LFA
レクサス(LEXUS)LFA
 
レクサス(LEXUS)LFA
レクサス(LEXUS)LFA
 

 

2011_11/17

日本溶射学会 全国講演大会

我が村田ボーリング技研(株)が所属している一般社団法人 日本溶射学会 全国講演大会が2011年11月14日(月)〜15日(火)で開催され、出席して来ました。

溶射とは「溶かし」た材料を「射撃」のごとく超高速で吹きつけることを言い、

あらゆる産業界で使用されている機械部品の表面処理に使われている技術の一つ。

全国大会は、秋と春の2回行われ、大学や民間、公的機関からの研究発表が行われ全国から研究者が集まって来る講演大会となっています。

今回は、前日の日曜日に役員会があったので日曜日から名古屋入り、こんかい残念ながら有名な山本屋の味噌煮込みうどんを食べることができませんでした。

確か、(味噌煮込み)うどん1杯で1,200円位するけど、とっても美味しいんですよ!(^_^)

今日は大変に硬い内容で申し訳ありません・・・・・・(-_-;)
 
JR セントラルタワーズ
会場は愛知県名古屋駅から徒歩10分程度のところにある「ウインクあいち」・・・写真はJR セントラルタワーズ
 
日本溶射学会 全国講演大会
日本溶射学会 全国講演大会 会場入口
 
日本溶射学会 全国講演大会
今回、発表中の写真撮影が禁止となったため入場前会場を撮影
 
三菱重工業製 MRJ
溶射交流会会場 三菱重工業製 MRJの模型 まだこれしか設置されていません^^;
 
日本溶射学会 福本会長
1日目の夕方から開催された懇親会・・日本溶射学会 福本会長 ご挨拶
 
交流会会場
交流会会場 1時間半夏あっという間でした
 
溶射屋・村田光生 紅○さん・松○さん
懇親会の司会を仰せつかった溶射屋です^^; (左)

懇親会後ちょっと小腹が減っていたので会場近くのラーメン屋に・・紅○さんと松○さん (右)
 
日本溶射学会全国講演大会プログラム・・・2日間に渡り、下記のタイトルの発表がありました。

・Cr3C2-WC-Niサーメット皮膜の酸化と摩擦特性
・圧子押し込み法による溶射皮膜の密着強度試験の標準化
・ゾル・ゲルを溶射した酸化チタン皮膜の光触媒活性
・サスペンションプラズマ溶射法による光学特性アルミナ皮膜の創製
・有機金属錯体粉体からのフレーム溶射法による金属酸化物膜の作製
・ナノ粒子スラリーを利用したプラズマ溶射法によるアルミナ緻密膜の形成
・特別講演 「MRJの開発がもたらす産業の展望」
・コールドスプレー銅皮膜のSUS304基材への付着挙動
・固相粒子積層膜の粒子界面観察
・熱処理がコールドスプレー銅積層体の機械的特性に与える影響
・革新的接合方法の現状と今後の展望」イントロダクション
・表面活性化接合の現状と展望
・超高速傾斜衝突を利用した同種・異種金属の固相接合
・溶射粒子偏平凝固挙動に及ぼす初期凝固の影響
・ステンレス溶射皮膜への低温プラズマ浸炭処理による表面硬さの改善
・円筒基材のブラスト加工における噴射角度の影響
・(Ti,Mo)(C,N)‒Ni材料のHVOF皮膜特性
・高速フレーム(HVAF)溶射法によるWC-10mass%Co-Cr皮膜の機械的特性に及ぼす溶射粉末の気孔と二次粒径の影響
・高周波誘導加熱にて再溶融した自溶性合金組織の評価
・NaCl水溶液中におけるAl-Zn合金 溶射皮膜の電気化学インピーダンス特性
・銅めっき法を利用したAl2O3溶射皮膜内部における金属の析出挙動
・Reactive Plasma Spraying o f Aluminum NitrideCoating and its Properties
・超音速フリージェットPVDによるNd-Fe系膜の組織と磁気特性
・超音速フリージェットPVDを用いてマグネシウム合金基板への磁性膜の成膜
・吸引式パウダーフィーダーを用いた低出力APS装置によるMo皮膜の形成
・粒子画像流速測定法(PIV)を用いたコールドスプレー粒子の速度評価
・Smoothed particle hydrodynamics法を用いたコールドスプレー粒子の付着粒子速度範囲および最適粒子速度の数値解析評価
・コールドスプレーにより作製したNiAl金属間化合物皮膜組織に及ぼす原料粉末の影響

2011_06/15

溶射・表面処理の村田ボーリング技研(株)

facebookのfacebookページをアイリンクコンサルタントの加藤先生のご指導の元、やっと製作することができました(^^)

もし宜しければ下記アドレスの中の「いいね」ボタンを押していただけるとありがたいです。
http://www.facebook.com/ThermalSpraying

村田ボーリング技研(株)は「溶射加工」と言う特殊表面処理を専門に行っているメーカー。

あらゆる産業界で稼働しているハイテク産業からローテク産業に至るまでの重要機械パーツに溶射加工が使われております。

 
村田ボーリング技研株式会社
村田ボーリング技研株式会社
 

溶射とは高温熱源を用いて、材料を瞬間的に溶かして吹き付けて(射る)被膜と形成する表面処理法の一種です。

溶射は他の表面処理法(表面焼き入れ、浸炭、窒化、イオン注入、メッキ、蒸着、肉盛溶接など)に比べて多くの利点を持っています。

 
溶射の種類

プラズマ射射
HVOF溶射 (高速フレーム溶射
ワイヤー溶射 (アーク溶射、ガスフレーム溶射
自溶性合金溶射(サーモスプレイ)
減圧溶射         (真空溶射)
ローカイド溶射

 
プラズマ溶射

プラズマ溶射

 
HVOF溶射

HVOF溶射

 
ワイヤー溶射

ワイヤー溶射

 
自溶性合金溶射合金

自溶性合金溶射

 
溶射は俺に任せろ
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cm_2006
       溶射は俺に任せろ・ダンス編

cm_2008
       溶射は俺に任せろ・リズム編

溶射は俺に任せろ 

 

会社概要

会社名 村田ボーリング技研株式会社
代表者  代表取締役 村田光生
資本金  2500万円

静岡本社工場
静岡県静岡市駿河区北丸子1-30-45 〒421-0106
TEL 054-259-1251 FAX 054-257-1296

名古屋工場
愛知県みよし市川岸当15-2
TEL 0561-34-2771  FAX056-34-5345

東北工場
福島県郡山市日和田町北俣8-1
TEL 024-958-6712  FAX024-958-6714

東京営業所
神奈川県川崎市高津区下作延3-25-17
TEL 044-877-4440  FAX044-888-4434

営業品目
溶射加工・セラミックレーザー彫刻加工(セラミック・アニロックス・ロール)・グラビア ロール・高圧(超音波洗浄)・研削加工・エンジンボーリング・EM関連商品販売

 

2011_04/18

溶射とは

溶射とは、燃料-酸素の燃焼、電気エネルギーなどの熱源を用いて溶射材料を加熱し、溶融またはそれに近い状態にした粒子を基に吹き付けて皮膜を形成する表面改質法の一種です。溶射は他の表面改質法(表面焼き入れ、浸炭、窒化、イオン注入、メッキ、蒸着、肉盛溶接など)に比べて下記に上る多くの利点を持っています。

溶射の特徴

  1. ほとんどあらゆる材質の基材に対して皮膜を形成できる。
  2. 溶射材料の種類が非常に多い。
  3. 多層型複合皮膜や傾斜組成皮膜を容易に形成できる。
  4. 基材の寸法に制限がなく、また大型基材の限定された部分のみに対しても施工ができる。
  5. 溶射熱による基材の歪みがない。
  6. 皮膜の成膜速度がきわめて高い。
  7. 現場作業が容易である。

溶射の機能

  • 耐摩耗性・耐食性・耐熱性・断熱性・耐熱障壁
  • 耐高温酸化・電気絶縁性・電気抵抗性・電導性
  • 電子放射・磁気シールド効果 ・遠赤外線放射
  • 軽量化・耐溶融金属・装飾・剛性向上
  • 制動距離短縮・離型性・造隙被削・無給油効果
  • センサー膜・滑り止め・摩耗品救済・超電導膜
  • その他

2010_12/14

溶射とは

コメントくださる方が少しづつ変化しているので溶射屋の溶射とは何?・・・・と言うことを時々ご説明させていただきます(・_・;)

前回説明したのが今年の2月(^^ゞ

溶射とは、色んな目的の材料を高温で瞬間的にかして、もの凄いスピードでること(吹き付けること)の総称です。

吹き付ける材料は色んな材料がありますが、主に使うのはファインセラミックのような非常に硬い材料が多い。

吹き付ける相手は色んな産業界で使われている機械部品が対象!

ちなみに、みな様が履いている靴も長期間履き続けると底が擦り減りますよね。

この擦り減ることを「摩耗」と言います。

大概の方がゴム底かな??・・・・中には皮底と言う方もいると思いますが・・・(^^ゞ

色んな産業界で稼働している機械部品は非常に硬い材質で出来てはいますが、長期間動き続けることでこの摩耗現象を起こします。

摩耗といっても0.05mmとか0.1mmの世界。

そんなわずかに狂うだけで不良が発生する原因となる。

だから消耗部品は定期的に交換したり、修理したりしているのが現状。

そう言うような摩耗しやすい所に硬い材料を溶射することで摩耗に強い部品を作る事ができます。

その結果、長期間安定した商品作りができて、コストダウンも図れると言う仕組み(^^)

機械が稼働しているのはあらゆる産業界。

・・・・・だから、あらゆる産業界がターゲットなんですヽ(^。^)ノ

今日は溶射屋んちの専門的な話しでした^^;

 
プラズマ溶射

プラズマ溶射法によってファインセラミック溶射中

プラズマ溶射法とは・・・・プラズマ溶射ガンで生じるプラズマジェットを用いて溶射材料を加熱・加速し、溶融またはそれに近い状態にして基材に吹き付ける溶射のこと!

 
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