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日々の気づきを投稿中

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いい会社

2016_07/20

人のやさしさは、涙の量に比例する!

坂本光司先生の口からよく出る言葉の一つが「人のやさしさは、涙の量に比例する」

坂本先生の著「経営者の手帳」で、次のような解説をしています。

企業が求めている人財は、知識やノウハウ、あるいはテクニックの保有ではなく、組織の仲間のことを思いやれる利他の心を持った人である。。

物質的にはほぼ満たされた今日、やさしさこそが、社会がいちばん望んでいるからだ。

こうした人財になるためのいちばんよい方法は、心やさしい利他の心をもって人生を生きている人々の言動に真摯に学ぶこと。

それとともに、心洗われる書物を意識的に読んだり、利他の心あふれる場所に出かけてみたりする。

そして恥ずることはない。人の苦しみ、悲しみ、喜びに触れ、涙することだ。

私の経験からいれば、人のはやさしさは涙の量に比例するのだから・・・・・・・。

まだまだ、先生のようにはなれませんが、人の苦しみや悲しみに少しでも寄り添うことができる人間なれるよう、自分の心磨きをし続けていきます。

坂本光司先生
坂本光司先生

2016_07/01

問題解決企業「ネッツトヨタ南国」

オールトヨタ販売会社300社の中で顧客満足度調査を取り始めてから14回のうち13回も全国1位になったネッツトヨタ南国(高知)

創業者の横田英毅さんの自著「会社の目的は利益じゃぁない 誰もやらない『いちばん大切なことを大切にする経営』とは」に、「問題解決だけをしている会社になりたい」と書かれてありました。

トヨタの工場で、ある機械が動かなくなり、調べてみたところヒューズが切れていた。

担当者がヒューズを交換すると共に、切れた原因を追求したところ、作動部分の軸受けの潤滑油が不足していたことで大電流が流れたことが原因でした。

更に潤滑油が不足する原因を追求すると、油圧ポンプの調子が良くないことが判明したそうです。

こうして直接的は故障部位とはかけ離れたところにある、根本的な原因を発見することができたことで、油圧ポンプを取り替えると共に、ポンプの日常点検をすることになった。

このように、根本的な原因にまでさかのぼって手を打つ「問題解決」が非常に大事なこと。

横田さんは「表面化する前の川上にある問題解決に常に取り組むようにすれば、川下で表面化した問題をどうにかしようとする問題対処をしないですむようになる」と語っています。

なるほどねぇ〜、表面化した問題ではなく、表面に表れない所にメスを入れることが大事なんですね!

「ネッツトヨタ南国の問題解決率は50%くらいなのですが100%を目指しているので、まだまだ伸びしろがある」ということでですから、将来に向けてどんどん魅力ある会社になっていくのは間違いないようです。

ネッツトヨタ南国
ネッツトヨタ南国本店

2016_06/20

私の責任です!

他店舗展開をしている美容院にクレームの手紙が届いたそうです。

社長は手紙の内容からどこの店の誰かを特定が付いていたが、店長を集めその話しをしたところ、全ての店長が「私の責任です」と答えた。
店長がその話しを店の幹部社員に話たところ、誰もが「私の責任です」と。

この美容院は北九州の美容院「バグジー」

バグジーは離職率が高い美容院では5〜6年もすれば全員が変わってしまうと言われている中で、人が辞めない環境作りをすることでお客様から愛されている美容院。

問題を他人のせいにする組織はなんの成長もありませんが、他人の問題を自分のこととして解決しようとする組織ほど成長力が高いのは間違いありません。

バグジー社長 久保華図八さん
バグジー社長 久保華図八さん

2016_06/18

視察先で数多くの学びを得ています!

2014年11月に部課長職と共に、知覧特攻平和記念館、昨年は沖縄の戦跡地を見学。

戦争で数多くの犠牲者の皆さまがいたからこそ、今の平和があるというということを現地に行き五感で感じてきました。

企業視察としては昨年、いい会社で有名な沖縄教育出版、今年は社員満足度が高い西精工さんに行く機会を得ました。

そして今日6月18日(土)は、オールトヨタの販売会社300社の中で、統計を取り始めてから14回の顧客満足度調査のうち13回全国1位のネッツトヨタ南国さんに行ってきます。

早朝に静岡駅を出発して夜遅くに帰ってくるという弾丸ツアーですが、創業者の横田相談役自らお話ししていただくので、今からとってもワクワク状態!

チームで行くというのは多くの学びを価値観を共有することが出来ると同時に、コミニケーションも取ることができるので、これからも計画していくつもりです。

写真は3月にお伺いした西精工さんの西社長さんを囲んでの集合写真!

西精工さん
西精工、西社長さんを囲んで!

2016_06/14

八天堂

昨日、主要駅で販売されているクリームパンで有名な”八天堂”の森光社長さんのお話しを伺う機会を得ました。

神戸の有名店で修行した森光さんは10年を掛け、広島県内に十数店舗に拡張したのですが、ある時期から各店の店長が口裏を合わせたように次々と辞めてしまった結果、あっというまに債務超過となり、明日は倒産というところまで追い込まれました。

今まで社員を大切にしていなかった事を大反省、「次にチャンスがあれば、社員を大切にする」ということを心に誓いました。

その後、弟さんからの献身的な援助や起死回生の仕事が舞い込み、なんとか一息付くことができた時に、価格競争にならないオリジナル商品を持つことの重要性を感じたそうです。

「おいしいパン屋を展開するのではなく、あの商品を売っているから八天堂に買いに行く」、そんな商品作りをしないと生き残って行けない」。

それまで作っていた100種類ものパンを1種類に絞り、今までの知識や技術を1種類に集約。右葉曲折を経て、偶然が重なってできたのがクリームパンです。

現在では、社員を幸せにすることを一番の目的とし、社員教育に力を入れた結果、売上15〜16億円、経常利益1億5千万、自己資本率が75%、そして社員満足度が高いという優良会社に育ちました。

ここ数年の間に、海外展開を図ると共にカフェを展開、女性が出産後も活き活き働ける環境作りをする目的で保育園まで設立。

アイデアマンの森光社長さんのことですから、これからも社員を大切にする経営を続けることで成長を続けて行く企業となるのは間違いないようです。

八天堂
八天堂ホームページ

2016_06/13

どう思う!

オールトヨタの販売会社300社の中で統計を取り始めてから14回の顧客満足度において13回全国1位のネッツトヨタ南国(高知)

上から教えるという方式ではなく、本人に考えさせる事で人を育てているという。

相談事や意見を求められると、逆に「あなたはどう思う?」と相手に答えを出させるのが基本スタイル。

マニュアルが無く、自分がどう動けばお客様や、チームがスムーズに動けるかを常に考える組織だと言います。

昨年、同社を視察する機会を得ましたが、スタッフの皆さまの心からの笑顔がとっても印象的でした。

経営理念の元に、自らが考えて行動するスタッフが増えれば増えるほどその組織は強いんだろうなぁと思います。

下記はネッツトヨタ南国のホームページですが、「伝えたいことがたくさんあります!」という事が伝わってきますね。

ネッツトヨタ南国HP
ネッツトヨタ南国HP


2016_06/01

性善説の経営

トヨタ自動車の豊田章男社長が、「私の家庭教師です」と言わしめる伊那食品工業の塚越寛会長さん。

氏は「弊社は性善説の上に経営がなりたっている会社です」といいます。

社員が働く幸せを感じているからこそ、自ら動く社員ばかりなので、人を管理するようなシステムや設備はいりません。

「やれ」といわなくとも、自然体で年輪経営を実践している会社でもあります。

伊那食品工業を視察しにきた人が、「さぼるような社員はいないのですか?」という質問を社員にしたところ、質問を受けた社員はなんのことを言っているのか理解できなかったと。

それに反し、「黙っていれば人は動かないし、さぼる・・・」の性悪説が基本の人がトップの会社は、ガチガチの管理体制となり、風通しが悪く硬直化し、疲弊するしかならないような社風になってしまうのでしょうね。

写真、
(上)伊那食品工業の掃除道具 これらの道具や自動車などは私的に自由に使っても構いません。
(下)工場内の朝の掃除。女性社員が自主的に高所作業に関する免許を取得したそうです

伊那食品工業 掃除道具
那食品工業の掃除道具 これらの道具や自動車などは私的に自由に使っても構わないと。

高所作業
工場内の朝の掃除。女性社員が自主的に高所作業に関する免許を取得したそうです。


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