火力発電用で使用されているガスタービンエンジンは燃料などの燃焼で得られる高温高速ガスによってタービン(羽根)を回して電力を発生させる燃焼装置。 このガスタービンエンジンは高温環境化にさらされていているために主要部品の寿命延長目的の為に溶射技術によって特殊膜が被覆されています。 ガスタービンエンジンのトラブルでによる停電はあってはならないこと・・・・・非常に高い品質が要求されています・・・・ ゼネラルエレクトリック社(GE)製ガスタービンエンジン プラズマ溶射装置・・・・・・プラズマ炎を利用して瞬間的に粉末材料を溶かし相手材に吹き付ける装置・・・・この装置もこのガスタービン溶射で使われています。
日産GT-Rのエンジンのシリンダー内面にはプラズマ炎を利用したプラズマ溶射法を用いたエンジンが使われています。 通常のアルミ製エンジンのシリンダー内面には鋳鉄製のスリープが挿入されておりますが、その鋳鉄製スリープの変わりにプラズマ溶射法によってコーティングすることによって6気筒エンジンで約3Kgの軽量化に成功! 当社が得意とする溶射技術はこのような身近なところにも使われております。 (注)村田ボーリング技研(株)社内では行っておりません。この溶射は日産の工場内のラインで行われていると思います。 スルザーメテコ社製 エンジン内面プラズマ溶射装置 プラズマコーティングボア(ライナーレス化) 一般的には鋳鉄製のライナーを挿入するエンジンのシリンダー内部に、新開発のプラズマコーティングボア構造を採用。アルミボアと同等に、冷却効率を向上。高出力化と燃費の向上に大きく貢献している。鋳鉄製ライナーが2.6mmなのに対し、プラズマコーティングボア皮膜では約0.2mmの薄さが可能なため、6気筒で約3kgの軽量化も達成している。 (日産ホームページより) NISSAN GT-R DOHC・V型6気筒 排気量3799(cc) 最高出力480(ps) 最高トルク 60(kgf・m)
今日は朝から28日(火)に静岡商工会議所にて行う1時間半の原稿作りのために会社に出勤しています。 今日改めて思ったことなんですが、今月に入り写真撮影枚数が極端に減ってきているんです。 「心に余裕がないせいかなぁ・・・・・・・・」(´_`。) 気持ちは常に前向きなんですけどね。 「でもやっぱりどこかでリフレッシュしないといけないいかも!」(^―^) 「今日も一日頑張るぞー!」 「プラズマ溶射」 主にファインセラミックをコーティングしています