社長ブログ
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日々の気づきを投稿中

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坂本光司先生&法政大学院

2015_02/12

逆風を追い風に変えた企業 「八天堂」

東京駅や品川駅などで一坪出店しているスィーツパンの八天堂

広島県三原市に本社がありますが、国内三大都市を中心に展開しています。

今年1月には韓国・ソウル市に3店舗を出店し、世界に躍進しました。

飛躍を遂げている八天堂ですが、創業から現在に至るまで、決して順調な道のりではありませんでした。

創業者は和菓子屋からスタート、2代目は洋菓子屋を専門に展開しましたが、1代目も2代目も同業他社が増えるに連れて厳しい経営環境を強いられることに。

現社長の3代目は主に修行先で学んだパンを販売することで順調に売上を伸ばし、7年後には10店舗の店を構えるまでに成長しましたが、良いパン作りから、売れるパン作りになるにつれ売上が減少。

やがて各店長が示し合わせたように辞めて行くと同時に、一気に売上が減少し倒産寸前までになってしまいました。

常に挑戦と変化を続けて来た80年ですが、どん底から、どのようにして人気商品となったスィーツパンを開発することができ世界に躍進するまでに至ったかが、この本に書かれています。

坂本光司&坂本研究室著 「逆風を追い風に変えた企業」・・・元気印中小企業17社のターニングポイント! 発行社 静岡新聞社 発行日 平成26年12月19日

取材先の17社・・・共同印刷・オーエックスエンジニアリング・庭のホテル東京・優成サービス・八天堂・かわの・おづつみ園・未来工業・南富士・税理士法人坂本先生&パートナー・長坂養蜂場・昭和測器・パーソナルアシスタント青空・京丸園・伊賀の里モクモク手づくりファーム・東海電子・シャボン玉石けん

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坂本光司&坂本研究室著 「逆風を追い風に変えた企業」 元気印中小企業のターニングポイント

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八天堂 クリームパン


八天堂 森光社長と村田光生八天堂 森光社長さん(右)と村田光生(左)

2015_01/30

光岡自動車 「ヒミコ 2015年限定モデル」光岡自動車 ひみこ

「光岡自動車 ヒミコ2015年モデルが30日に発売」

エンジン・・・
直列4気筒DOHC2.0リッター、6速ATで491.4万円〜513万

光岡自動車に昨年、法政大学院・坂本教授研究室のメンバーで、坂本先生と共に訪問しました。

工場には、ボンネットがなく、エンジンむき出し状態だったり、組立て途中の車は男の子ならず心をくすぐられます。

売上高163億円(2013年12月度)、資本金1億円、従業員320名を率いる光岡社長のロマンたっぷりの話はとっても魅惑的だったことを覚えています。


「他人と同じような車には乗りたくない」、という個性派にはピッタリの車じゃぁないですか!

光岡自動車 ひみこ

ヒミコ 2015年限定モデル


光岡自動車 ひみこヒミコ 2015年限定モデル


光岡自動車 ひみこ

ヒミコ 2015年限定モデル


 

追伸・・・2日前から外国からのスパムメールが大量に送られてきます。コメントして下さる皆様にはご迷惑をお掛けするかも知れません。

2015_01/29

製造法を公開し市場規模1300億円! 明太子の「ふくや」

1月26日に浜松市内で開催された、静岡県中小企業経営革新フォーラム21(坂本光司先生主催)に出席してきました。

ゲストは明太子で有名な(株)ふくやの川原正孝社長さん。

明太子はふくやの創業者が作り始めましたが、特許も商標登録も取らず製造方法まで公開してきたことで市場規模が1200〜1300億円と拡大しており、その中にあってふくやの売上高は150億円だそうです。

創業者であるお父さんから「味は守るな」と言われ、常にその時代に合わせた味を提供し続けてきた結果じゃぁないかと。

社長さんのお話しから、数多くの学びがありました。

「地域に認められたい」という理念の元、毎年利益の10%前後の社会貢献をしているそうですが、ある時利益よりも多く出しすぎてしまい、赤字になってしまったこともあるというお話しには、ビックリすると共に感動すら覚えました。

「会社を変えようと思ってから、何年目で変わったと思われましたか?」、「毎日自社商品は食べているのですか?」の2つの質問をしてみたところ。

「会社が変わったなと思えたのが7年目くらい」、「明太子は毎朝ご飯に乗せて頂いています」というお答え。

お話しを聞いて、明太子を選ぶ際には是非ともふくやさんを選びたいたいなと思いました。

ふくや・川原社長

ふくや・川原社長


ふくやHPふくやHP
 

2015_01/12

歴史的転換期のように思います!

毎月曜日、「坂本光司 今週の日程」が坂本光司研究室ブログと坂本光司Facebookページに掲載されます。

今日UPされた記事の中に、
「いま、正に歴史的転換期」ではないかと。

私もそう感じています。

以下、記事抜粋。

「ところで、新年朝日新聞日本経済新聞東京新聞等の社説の欄で人を大切にする経営学会のことが大きく取り上げられていましたが、時代は明らかに『モノから心』、『戦略から目的』、業績から幸せ』、強者から弱者への歴史的転換期のように思います」


坂本光司先生

法政大学大学院 政策創造研究科 坂本光司教授

2015_01/11

大学院 論文の締め切り近し

昨日、冬休み明けの授業に出席するために大学へ。

自習室に立ち寄ったら論文提出が明後日の締め切りの為、真剣にPCに向かっている姿が何人もありました。

「まだ文字数が足りない・・・」

無事に提出できますように!

ちなみに僕は3年履修なので、来春卒業予定です。

今年卒業のIさんとAさん

今年卒業のIさんとAさん


法政大学大学院法政大学大学院 (市ヶ谷校舎)

2014_12/25

年輪経営

2週間ほど前、「人に優しい経営学会」の視察ツアーで伊那食品工業にさんに訪問しました。

お話し伺ったのは「外部での講演会はもうやらない」と宣言されている塚越会長さん。


約1時間位のお話しだったですが、最初から最後まで感動の連続でした。

トヨダ自動車の豊田社長さんにも呼ばれて、直接お話しをされいるそうで、社長から「私の家庭教師です」と言われている凄い方!

塚越会長さんに関する本を探したら3冊ありました。 3冊とも購入した中の1冊が「リストラなしの年輪経営」です。 

どのページも「なるほど」と思うことばかりですがその中の一節をご紹介すると、

「2008年に創立50周年の節目を迎えました。これを機会に、お世話になっている各方面の方がた2000名をお招きして、ガーデンパーティを開きました。感謝の気持ちを込めて、社員400名が総出で、手作り料理などでおもてなしをさせて頂きました。私も堅いスピーチなどしないで、来られた方がたに感謝の言葉をかけさせてもらおうと思いました。気が付くと私は受付の脇に5時間も立ち続け、来客の方がたにお礼を述べ、握手させてもらっていました」

会長は1937年生まれなので当時71歳ですので、5時間立ちっぱなしだったら相当お疲れだったに違いありません。

少しでも会長のことをご存知の方なら、「やることが会長さんらしいなぁ」と思うエピソードではないでしょうか?

伊那食品工業さんは創業以来、48年連続増収、増益だった凄い会社ですが、そのエキスが詰まっている内容だと思います。

塚越寛著「年輪経営」

塚越寛著「年輪経営」

伊那食品工業 塚越寛会長伊那食品工業 塚越寛会長

 

2014_12/17

逆風を追い風に変えた企業

12月19日(金)に「元気印中小企業のターニングポイント 逆風を追い風に変えた企業」が発売となります。

この本は法政大学大学院 坂本光司先生の元、坂本研究室生が17社を取材して書き上げたもの。

同書は中国の中小企業経営者たちが元気な日本企業の経営理念をぜひ学びたいということで、静岡新聞社と有効協定を結んでいる中国・浙江省の浙江日報社から中国でも翻訳出版する予定となっています。

中国でも(坂本光司著)「日本でいちばん大切にしたい会社」が書店にも並んでいるそうですが、日本で頑張っている中小企業の一端でも知ってもらえれば嬉しいです。

ちなみに私はとろけるクリームパンで有名な「八天堂」さんを取材させていただきました。

 

 

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元気印中小企業のターニングポイント 逆風を追い風に変えた企業

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