8日(日)の孫の孫の百日祝い(お食い初め)が終わり店を出ようとした際に着物をきた女の子を連れた家族が入ってきました。
「七五三? それとも誕生日?」
ところで七五三って何?
ということで調べてみました。
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七五三の由来は平安時代にさかのぼる。当時、子どもの死亡率が高く、「7歳までは神のうち(神の子)」と考えられていた。
そのため、子どもが健康に成長することは大変幸運なことと見なされ、節目の年齢で成長を神様に感謝し、お祝いをしたことが七五三の始まり。
3歳:「髪置き(かみおき)の儀」– 髪を伸ばし始める儀式
- 昔の日本では、乳児は髪を剃る風習がありましたが、3歳になると髪を伸ばし始めた。
- この年齢は、子どもが少しずつ社会性を持ち、幼児期から次の段階へ進む時期と考えられている。
- 無事に3歳を迎えたことが喜ばしいこととされた。
5歳:「袴着(はかまぎ)の儀」– 男の子が初めて袴を着る儀式
- 男の子が初めて袴を着る儀式を行うのがこの年齢です。
- 江戸時代の武家社会では、男の子が5歳になると精神的にも身体的にも成長し、一人前の男性への第一歩を踏み出すとされました。
- 特に、家の後継ぎとしての自覚を持ち始める時期と考えられていました。
7歳:「帯解(おびとき)の儀」– 女の子が初めて大人と同じ帯をつける儀式
- 女の子が、それまで紐で着物を着ていたのを卒業し、本格的な帯を締めるようになるのがこの年齢です。
- 7歳は、女の子が成長し、より大人の女性に近づく重要な節目とされました。
- 健康と美しい成長を祈る意味が込められています。
11月15日に行われる理由については、徳川家光の子供(後の将軍綱吉)の健康祈願にちなんだという説や、旧暦の15日が吉日とされていたという説がある。
写真:孫の七五三