社長ブログ
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日々の気づきを投稿中

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2025年

2025_12/03

品性とは“心の姿勢”。今日からできる自分磨き

村田ボーリング技研の経営理念には、次の一文があります。

「我が社は、社員とその家族、そして取り巻くすべての人々の安心と幸福を実現するために、一人ひとりが品性の向上と三方良しの経営を目指し、存在感のある企業として社会の進化発展に貢献する。」

この理念は、1967年(今から58年前)に父がつくったもので、理念の実現を目指していました。

全文にはさらに続きがありますが、核となる想いはこの一文に凝縮されています。

では、理念にある「品性」とは何を指すのでしょうか。

品性の向上とは、人としての内面を磨き、信頼されるふるまいを身につけていくこと。

礼儀や思いやり、謙虚さ、誠実さ、そして感謝の心。

こうした姿勢が品性を形づくります。

能力や知識は時間と共に身についていきますが、品性は日々の小さな行動の積み重ねでしか育ちません。

挨拶やお礼を丁寧にする、嘘をつかず約束を守る、感情に流されず落ち着いて対応する、誰かのためにひとつ行動を増やす。

こうした習慣が、少しずつ品性を高めていく。

品性が高い人は、周囲に安心感を与え、自然と信頼されます。

松下幸之助氏が

「企業は人なり。人は品性なり」


と語った通り、会社の文化は社員一人ひとりの品性の総和です。

今日からできる小さな一歩が、自分自身の魅力となり、そして良い会社づくりにもつながっていく。

私はそう信じています。

写真:ベテラン職人(故)Sさん

2025_12/02

笑顔あふれる忘年会。仲間と迎える一年の締めくくり

気がつけば、もう12月。

昨晩は久しぶりに管理者メンバーで忘年会を開催しました。

20年ほど前は、役員を含めて6人だった管理者が、今では13人。

気づけば人数も倍以上になり、会社の成長とともに仲間が増えたことを実感します。

2時間の宴席は本当にあっという間で、笑い声の絶えない楽しい時間でした。

写真について少し補足・・・。

左の写真は「奥にいて写らないから、ちょっと立とうかな」と思った瞬間に撮られてしまい、「せっかくならちゃんと撮って!」と、改めて立って撮ってもらったのが右の写真です(^.^)

仲間と過ごす時間は、やっぱりいいものです。

2025_12/01

「国旗が揺れる工業団地を目指して!」

静岡市内の工業団地にある我が村田ボーリング技研は、約35年前から事務所前に設置したポールに国旗を掲げ続けています。

工業団地内約にある30社の中で、国旗を常に掲揚しているのは当社だけ。

数年前、「この団地を国旗が並ぶ明るい工業団地にしたい」と思い、5社の社長に直接お願いに伺いました。

すると、

  • 「多国籍なので、揚げるには数年かかります」

  • 「自社では揚げません。理事会で決めてください」

  • 「ええ……」

  • 「検討します」→その後返事なし

  • 「国旗は国民の祝日にだけ揚げるものでは?」

という反応ばかり。

結果的に、1社だけが掲げてくれるようになりました。

団地協同組合にポールが設置されているので「揚げてください」と国旗をプレゼントしたところ、今ではしっかり揚げてくれています。

国旗を掲揚する文化が薄れてしまっている現状を寂しく感じるのは私だけでしょうか?


静岡機械金属工業団地協同組合

2025_11/30

郡山駅を駆け抜ける「はやぶさ号」の圧巻スピード!

出張先の東北新幹線・郡山駅で「はやぶさ号」と「こまち号」が轟音とともにホームを駆け抜けていく姿を見るのが、密かな楽しみの一つ。

そのスピードは体感でも明らかに東海道新幹線より速く、「一体どれくらい違うのだろう?」と気になって調べてみました。

出張の起点である静岡駅を通過する東海道新幹線は 時速270〜280km。

一方、郡山駅を通過する東北新幹線は 時速300〜320km と、やはりひと回り速いようです。

昨日の出張では、幸運にも通過列車を3本も見ることができました。

迫力満点の「はやぶさ号」、何度見てもワクワクします。


東北新幹線はやぶさ号

2025_11/29

郡山の空に現れた見事なダブルレインボー!

昨日、郡山市にある弊社工場へ向かった際、思わず息をのむほど見事な虹が空にかかっていました。

しかも、端から端までくっきりと弧を描き、その外側にはもう一つ、淡く美しい二重の虹が広がっているではないですか。

ここまで鮮やかで力強い虹を見たのは初めて。

自然が見せてくれた一瞬の贈り物に、心が温かく満たされました。

郡山の広い空に架かったダブルレインボー、本当に感動の光景でした。

見事な虹

2025_11/28

「利益はご褒美!」

企業にとって「利益」は事業活動で得る儲けであり、多ければ多いほど良いと考えられがちです。

しかし、恩師・坂本光司先生は、この考え方そのものが誤りだとおっしゃいます。

坂本先生によると、利益とは「価値提供に対してお客様からいただくお礼代であり、神様からのご褒美」だと。

つまり、利益は追い求めるものではなく、良い仕事を積み重ねた結果としていただくものだと。

たくさんあれば良いわけではなく、企業が背伸びをせず、社会に役立った分だけ、ほどよく得られるのが本来の姿なのでしょうね。


坂本光司先生

2025_11/27

遠くの光がチラチラ揺らぐのはなぜなの??

夜に遠くの光を見ると、チラチラと揺らいで見えた経験は誰にでもあると思います。

「なぜ揺らぐのか?」と調べてみると、これは空気の性質によるものだそうです。

夜の大気は場所によって温度差があり、その温度差で空気の密度が変わると、光の進む方向も微妙に曲げられます。

この「空気のゆらぎ」こそが、光が揺れて見える正体。

星が瞬いて見えるのも同じ仕組みで、遠くの光ほど大気の影響を受けやすく揺らぎも大きくなります。

ふと見上げた夜景の光が揺れていたら、「自然のいたずらだな」と思えば、ほんの少しロマンを感じられるかもしれません。