社長ブログ
溶射屋
日々の気づきを投稿中

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2025年

2025_12/09

ピンチをチャンスに変える魔法のフレーズ!

五日市剛さんの「ツキを呼ぶ日めくりカレンダー」

その中でも、私が特に好きなのが9日の言葉。

♪ ピンチ ピンチ
 チャンス チャンス
 ラン ラン ラン ♪

ピンチのときこそ、このリズムを思い出したいもの。

「これはチャンスに変わる前触れだ」と思えるようになれたら、どんな出来事も前向きに受け止められるのでは。

本番時にこのフレーズを口ずさめるような心の余裕を持ちたいものです。

2025_12/08

運は「起きること」ではなく「気づく力」で決まるのでは!

私たちは日々、同じような出来事を経験しているはずなのに、
「ツイている」と感じる人と、「ツイていない」と嘆く人に分かれます。

その違いは、実は“起きている出来事”ではなく、
どこに意識の光を当てるか という選び方にあります。

「ツイている」と思える人は、
たくさんのトラブルや不運があっても、その中から ひとつの良い出来事 を見つけ出し、
そこに感謝できる目を持っている。

反対に、「ツイていない」と思い込む人は、
数えきれないほどの恵まれた出来事があっても、
たまたま起きた ひとつの嫌なこと に意識を奪われてしまう。

つまり、私たちの運は「外側の出来事」ではなく、
自分が何に気づき、何を大切にするか で決まっていくのかもしれません。

もし「ツイている・ツイていない」を自分の価値観で選べるのなら、
意識的に 「ツイている」側 に立つほうが、
きっと日々の出来事が味方してくれるはず。

運は、降ってくるものではなく、
自分の心の向け方が呼び寄せるもの なのではないでしょうか。

2025_12/07

トンボと創業者の想いが生んだ「ヤンマー」という名前

田畑を眺めていたら、農機具メーカー・ヤンマーの「ヤン坊・マー坊」のテレビCMを思い出しました。

ふと、「なぜヤンマーという社名なのだろう?」という疑問が湧き、調べてみることに。

商標が誕生したのは1921年。

HPによれば、豊作を象徴するトンボの王様「ヤンマトンボ」(オニヤンマ・ギンヤンマなどの総称)と、創業者・山岡孫吉氏の「ヤマ」を掛け合わせて名付けられたそうです。

とんぼは昔から「勝ち虫」と呼ばれ、武将たちにも愛されてきました。

その由来のひとつに、雄略天皇が狩りに出かけた際、腕に止まったアブを大きなトンボがさらって行き、「強い虫=縁起の良い虫」とされたというエピソードも残っています。

さらに、ヤンマーのロゴマークは「トンボの羽」がモチーフとのこと。

社名だけでなく、ロゴデザインにも創業者の想いと日本文化が息づいています。

企業のブランドづくりの奥深さを、改めて感じた瞬間でした。

2025_12/06

「展示会でまさかの入場証忘れ!」

先日、東京ビッグサイトで開催されている展示会に行くため、主催者のHPにログインして入場証をプリントアウトしておきました。

ところが、会場に着いてカバンの中から入場証を取り出そうとしたら、ない・・・。

まさかの「持ってくるのを忘れた」という凡ミス。

「どうしよう。当日受付で1,000円払って入るしかないか」と思いながら受付へ向かいました。

するとスタッフが、「受付完了メールに届いているQRコードがあれば、こちらで入場証を再発行できますよ」と。

おかげで無事に入場することができました。

こんなうっかりをやってしまう私です。(汗)

東京ビッグサイト

2025_12/05

「登壇者をチェック・・・、村田ボーリング技研に活かせる学びを探す!」

ある団体が毎年開催している経営者向けセミナーがあります。

3日間の参加費は、なんと30数万円。

25年前に村田ボーリング技研の社長に就任した際、「自分の成長につながるかもしれない」と思い、一度だけ参加したことがあります。

しかし、大企業中心のトップが語る内容は、中小企業の経営者である私にとっては現実感がなく、正直あまり魅力を感じなかったのでそれ以来、参加したことはありません。

とはいえ、毎年案内が送られてくるので、どのような方が登壇するのかだけはチェックしています。

以前は名前の知れた大企業の経営者が中心でしたが、最近は活躍している中小企業の経営者が増えてきた印象があります。

中には、創業まもない若い経営者が登壇しており、「これから伸びそうだな」と思う方もいる。

実際、10年ほど前の案内の中に、求人に独自の取り組みをしている方がいて、気になって直接連絡を取り、指導を受けたことで今では当社のノウハウになったとう例もあります。

今回のラインナップの中に、村田ボーリング技研にとって学びになる経営者はいるかな…。

そんな視点からですが、今後も案内を楽しみにしています。

2025_12/04

「思いやりの駐車」塚越寛さんに学んだ小さな習慣

2013年に法政大学大学院・坂本光司研究室で学ぶ前は、大型商業施設の駐車場では、いつも入口に一番近い場所に車を停めるようにしていました。

そんな考えを大きく変えるきっかけとなったのが、坂本先生とともに伊那食品工業を訪問し、当時の社長・塚越寛さん(当時76歳)から伺ったお話です。

塚越さんはこう言われました。

「駐車場では、入り口に近い場所は高齢者のために空けておく。私はいつも一番遠い場所に停めています。」

76歳のご本人がそれを当たり前のように実践されていることに、私は強い衝撃を受けました。

もちろん、社員の皆さんも同じ行動をしているとのこと。

その日以来、私も駐車するときはできるだけ遠い場所に停めるようになりました。

ほんの小さなことですが、「思いやり」を形にする大切な習慣だと感じています。

皆さまは駐車するとき、どの場所を選んでいますか?

写真は、静岡市内にある長崎ちゃんぽんの駐車場、赤丸が私の車です。(昨日)

 

2025_12/03

品性とは“心の姿勢”。今日からできる自分磨き

村田ボーリング技研の経営理念には、次の一文があります。

「我が社は、社員とその家族、そして取り巻くすべての人々の安心と幸福を実現するために、一人ひとりが品性の向上と三方良しの経営を目指し、存在感のある企業として社会の進化発展に貢献する。」

この理念は、1967年(今から58年前)に父がつくったもので、理念の実現を目指していました。

全文にはさらに続きがありますが、核となる想いはこの一文に凝縮されています。

では、理念にある「品性」とは何を指すのでしょうか。

品性の向上とは、人としての内面を磨き、信頼されるふるまいを身につけていくこと。

礼儀や思いやり、謙虚さ、誠実さ、そして感謝の心。

こうした姿勢が品性を形づくります。

能力や知識は時間と共に身についていきますが、品性は日々の小さな行動の積み重ねでしか育ちません。

挨拶やお礼を丁寧にする、嘘をつかず約束を守る、感情に流されず落ち着いて対応する、誰かのためにひとつ行動を増やす。

こうした習慣が、少しずつ品性を高めていく。

品性が高い人は、周囲に安心感を与え、自然と信頼されます。

松下幸之助氏が

「企業は人なり。人は品性なり」


と語った通り、会社の文化は社員一人ひとりの品性の総和です。

今日からできる小さな一歩が、自分自身の魅力となり、そして良い会社づくりにもつながっていく。

私はそう信じています。

写真:ベテラン職人(故)Sさん