モラロジー研究所主催、3泊4日の「道経一体経営講座」を受講中ですが、今日が最終日です。
モラロジーでは、自分もよし、相手もよし、第3者もよしの「三方よし」と「人づくり」が大事だということを教えていますが、今回の受講で、もっと真剣に人づくりをしなければいけないということに気づきました。
ちなみに、坂本光司研究室で数多くの「いい会社」を視察させていただきましたが、どの会社もバランスの取れた人づくりをしていると同時に「三方よし経営」を実践している企業ばかり。
まずは、「自分づくり」が最優先ですね・・・・・・。
昨日は「受講者経営体験発表」(30分)をさせていただきました(写真)
道経一体経営講座 経営体験発表
2016_07/18
「人づくり」って本当に大事なことですね!
2016_07/17
サーバント・リーダーシップ
研修2日目の経営実務選択ゼミの永冶講師による「徳づくりの経営」で、
これから求められるのが「サーバント・リーダーシップ」であるということを学びました。
サーバントリーダーシップとは、「リーダーのために部下がいる」のではなく、「部下を支えるためにリーダーは存在する」という考え方。
上司は部下の自主性を尊重し、部下の成功や成長に手助けすることで、結果として信頼関係が育まれ、コミュニケーションが円滑に。
組織全体が同じビジョンや目標を共有化できていれば、上司が組織を導くのではなく、一人ひとりが能動的に組織を導いていく構図になり、目標達成が実現できていることになる。
ふと気づいたら、いろいろな人がついてきた」、「意外なほど成長している部下がいる」、「職場に勢いがある」という感覚が得られることになっていることでしょうと。
支配的リーダーとサーバント・リーダーのメンバー行動の違い
支配的リーダーに従うメンバー行動 | サーバントリーダーに従うメンバー行動 |
---|---|
主に恐れや義務感で行動する | 主にやりたい気持ちで行動する |
主に言われてから行動する | 主に言われる前に行動する |
言われたとおりにしようとする | 工夫できるところは工夫しようとする |
リーダーの機嫌を伺う | やるべきことに集中する |
役割や指示内容だけに集中する | リーダーの示すビジョンを意識する |
リーダーに従っている感覚を持つ | リーダーと一緒に活動している感覚を持つ |
リーダーをあまり信頼しない | リーダーを信頼する |
自己中心的な姿勢を身に付けやすい | 周囲に役立とうとする姿勢を身に付けやすい |
なるほどねぇ!
このやり方は、僕のような性格には合っているし、これからのリーダーシップのあり方のように思うし、人づくり経営になること間違いないようです。
道経一体経営講座 写真提供:「モラロジー研究所 企業部部長 永冶達彦様」
2016_07/16
道経一体経営
昨日から千葉県柏市にあるモラロジー研究所で道経一体講座(3泊4日)を受講しています。
初日の一番最初の講義は麗澤大学経済学部学部長の基調講演でした。
モラロジーの創立者の廣池千九郎博士は、道徳と経済は一体であると、そして道徳的基盤の上に立ち、自分・相手・第三者が共に利益を得る「三方よし」の経営を実現してこそ、社会に必要とされる企業として永続の道が開かれていくと説いています。
しかし、日本には「三方よし」を教える大学は一つもないので、モラロジー研究所と深い繋がりのある麗澤(れいたく)大学では、道徳と経済は一体であるという「道経一体」を教える「道徳経営特論」という授業を取り入れたそうです。
私が、法政大学・坂本光司研究室で学ばせていただいている中で、いい会社と言われているトップのお話しを延べ200人以上伺う機会を得ましたが、いい会社と言われるほど、「三方よし」を実践しています。
自社も、真にそのような会社にしなければこれからの少子高齢化社会では生き残っていけないのは間違いありません。
麗澤大学経済学部長の、「大学で道経一体の経営を教える」というお話しを伺って身体が震える思いでした。
二宮尊徳も「道徳なき経済は犯罪であり、 経済なき道徳は寝言である」といっていますが、世界に先駆けて「道経一体経営」を実践する国になってもらいたいものです。
徳づくりの経営
2016_07/14
道経一体経営講座
明日から18日(月)までの3泊4日、モラロジー研究所(千葉県柏市)主催の「道経一体経営講座」を受講してきます。
人間の生活は精神生活と物質生活の両面から成り立っているので、どんな場合でも必ずこの両面があります。
国家も企業も家庭も同様で、どちらかが他方に比べて大きいということはありません。
精神生活の法則は道徳であり、物質生活の法則は経済であり、紙の表裏が一体であるように、道徳と経済も一体だと。
道徳的基盤の上に立ち、自分・相手・第三者が共に利益を得る「三方よし」の経営を実現してこそ、「社会に必要とされる企業」として永続の道が開かれていきます。
・・・・・「廣池千九郎の思想と業績 ”道徳経済一体の教え”より」
そういえば、二宮尊徳も「道徳なき経済は犯罪であり、 経済なき道徳は寝言である」と似たよう名言を残しています。
ちなみに3日目の夕刻に開催される「受講者・経営体験発表」(30分)を仰せつかりましたので、我が社の現状と将来についてのお話しをさせていただきます。
学んできたこと、一つでも多く実践して行くつもりです。
道経一体経営講座
2016_06/06
感謝の手紙を伝えると!
モラロジー研究所発行「ニューモラル」平成28年6月号より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
家族や親戚、友人や恩師、職場の上司など、お世話になった相手に対して、その相手にしてもらったことが自分の人生にどのような影響があったかを伝える「感謝の手紙」を書くという取り組み!
例え相手に渡さなかったとしても、書くこと自体に意味がありますが、実行した場合には、届けた本人がもっとも幸福感を味わうことができたという、アメリカの大学実験結果があります。
私達は感謝された時に幸せな気持ちになりますが、感謝した側になっても幸せな気持ちになるところに感謝の持つ大きな力があります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人からお世話になったことを振り返って感謝し、それを伝える。
この行動を繰り返すことで相手も、そして自分も幸せな気持ちになり、それが第3者にも伝わっていくという素敵な輪が広がっていくことになるのでしょうね。
モラロジー研究所発行「ニューモラル」平成28年6月号
2016_06/02
感謝する人が幸せになる!
モラロジー研究所発行「ニューモラル」6月号、「ありがとうを伝える」より。
近年の心理学の研究として行われた「感謝の日記」は、毎週定期的に「恵まれていると感じること」を書き出すよう求められてたグループと、そうしなかったグループに比べて人生をより前向きにとらえ、満足感を持つ傾向にあることが分かったという。
これはつまり、「感謝するほど幸せを感じることができる」ということを示していると。
当たり前の事に感謝することができるようになると、感謝することが増え、「なんて幸せなんだ・・・」と思えるようになるのでしょうね。
モラロジー研究所発行「ニューモラル」
2016_05/30
とこやにいったライオン
絵本セラピストの岡田達信さんが、「とこやにいったライオン」を紹介していました。
ボサボサになってしまったライオンが近所のカエルの床屋さんに行きました。
眠ってしまったライオンのたてがみが床屋さんの鼻の穴に入ってしまって「へーっくしょぉ〜い〜!」。
くしゃみの勢いでハサミがすべって、たてがみがばっさり。カエルのとこやさんやあせり、ごまかそうとあちころ切っているうちに・・・・。
眠ってしまったライオンが目をさますと全くちがう姿になっていましたが、「ま、いっか、わりとかっこよくなったしね」と受け入れてしまいました。
外見に無頓着なのか、いい加減なのか、おおらかなのか・・・・。
実はライオンはとても寛大な心の持ち主だったのです。
この絵本を読んだあるお母さん。
自分の長女の髪の毛がボサボサなので友達から「汚い」と嫌われるのではないかと心配で、娘に対して怒りと呆れの感情を持っていたそうですが、実は娘は寛大な心の持ち主だったと感じることができ、とても愛おしく思えるようになったそうです。
大人が読んで感想を言い合うことで、視野が広がり、深い気づきがあり、人間関係が楽になっていくのだと。
このページを読んで絵本をAmazonで注文しました。
気軽に読めて、深い気づきが得られるかもしれないなんて、いいじゃないですか!
モラ路地研究所発行「れいろう」
サトシン作・おくはらゆめ絵「とこやにいったライオン」