2024年、武蔵野大学に世界初の「ウエルビーイング学部」が設立されました。
(ウエルビーイングとは、心も体も社会的にも、満たされている状態)
これを知ったとき、私は「ついに、この時が来たか」と思わざるを得ませんでした。
今後、「ウエルビーイング」という言葉が独り歩きして大流行するのと同時に、おそらく他の大学もこぞって同様の学部を創設することでしょう。
かつて「国際学部」や「情報学部」が乱立したように、大学側も「生き残り」をかけた巨大な波の中にいます。
今後、ウエルビーイングを冠する学部が増えていくのは間違いありません。
では、そこでウエルビーイングを専門的に学んだ学生たちが社会に出るとき、一体どんな基準で企業を選ぶのでしょうか? 彼らが選ぶのは、単なる「お洒落なオフィス」や「高い給料」でしょうか?
いいえ、違うはずです。
学問として幸福の本質を学んだ彼らが注目するのは、いう、精度の高い「心の物差し」です。
「心理的安全性が保たれているか?」
「社員が自律的に、誇りを持って働いているか?」
「社長の言葉に、魂(本気度)が乗っているか?」
彼らは、経営者の嘘や、形だけの「ウエルビーイング」を瞬時に見抜いてしまうでしょう。
「人を大切にする経営」を実践しない企業は、もはや採用ができないだけでなく、「社会から存在を許されない」。
そんな時代がすぐそこまで来ています。
しかし、この事実に危機感を持っている経営者が、あまりに少ないように感じてなりません。
写真:武蔵野大学ウエルビーイング学部長 前野隆司氏



コメント(1)
おはようございます。
ウエルビーイングは初めて聞く言葉です。
ウエルネスが個人でウエルビーイングは社会が加わるようですね。
二宮金次郎の「報徳」的ですね。
二宮金次郎の方が実践に裏打ちされていますが、今は横文字社会ですね。