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日々の気づきを投稿中

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2026年2月17日

2026_02/17

静岡の仲間! サイダ・UMS様が綴ってくれた村田ボーリング技研の素顔

今日は、長文です。

静岡県焼津市にある「株式会社サイダ・UMS」の社長様と総務部の望月様が、先日弊社へ見学にお越しくださいました。

社長様は、息子が通っていた高校の先輩というご縁でもあります。

切磋琢磨する地元の仲間に、私たちの「人を大切にする経営」や「現場の活気」をどのように感じていただけるか、少し緊張しながらもお迎えしました。

後日、望月様が自社ブログにその時の様子を綴ってくださったのですが、その内容があまりに温かく、読んでいるこちらが胸が熱くなるほどでした。

「想いが届く」ということの喜びを噛み締めながら、許可をいただきましたので、ここでその素晴らしいブログ記事をご紹介させていただきます。

(以下、サイダ・UMS様のブログ本文を引用)

会社見学第5弾!

今回は、久しぶりに私・望月が気になる会社を訪問する「会社見学シリーズ第5弾」 です!

今回訪問させていただいたのは、
静岡市駿河区北丸子に本社を構える「村田ボーリング技研株式会社」様。

1950年の創業以来、
「難しい加工は村田に持っていけば、なんとかなる!」
という信頼を積み重ねてきた、まさに 現場力の会社 です。

溶射(表面処理)加工をはじめとした高度な金属加工技術で、
さまざまな産業のモノづくりを支え続けており、
国内初のクランク研削盤導入や、独自の溶射装置の開発など、
長い歴史の中で培われた技術力は業界トップクラス。

しかし今回の訪問で感じた魅力は、
技術力だけではありませんでした。

訪問のきっかけは「勢いのある発信」

実は弊社とは以前から加工のお取引がありましたが、
最近あらためて村田ボーリング技研様の
HP
SNSを拝見したところ、非常に活気を感じた のが訪問のきっかけです。

特に採用に関する発信が印象的で、
福利厚生の充実や、若手社員の皆さんがいきいきと働く姿が伝わってきました。

「採用」に関してまだまだ課題を感じている弊社としては、
ぜひ直接お話を伺いたいと思い、
採用・SNS運用、そして会社の魅力に迫るべく訪問 させていただきました。

ガラス張りの社屋と、あたたかな出迎え

会社に到着してまず驚いたのは、
広々とした敷地に建つ工場と、ガラス張りのとても綺麗な社屋。

出迎えてくださったのは専務の村田さんです。

実は村田さん、弊社社長の高校時代の後輩というご縁もあり、
終始とても和やかな雰囲気で迎えてくださいました。

「人を大切にする経営」は、言葉だけじゃない

村田ボーリング技研様は、
1950
年(昭和25年)にエンジンのボーリング加工からスタートし、
常に技術の最前線に挑戦してきた会社です。

しかし、75年以上続く中で一貫して変わらないのが、
「人の力を信じる姿勢」

訪問時に社長から伺った言葉が、今でも強く心に残っています。

いい会社とは何か?
100
人いれば100通りの答えがある。」

でも本当に大切なのは、
関わるすべての人が、いきいきと働き、幸せを感じられること。

社長ご自身が大学院で「人を大切にする経営」を学び、
それを本気で実践されていることが、随所から伝わってきました。

名刺には
「社長の仕事をする一般社員」
という言葉が記されており、

役職が上だから偉いのではなく、
「社長」という役割を担っている一人の社員である、
そんな強い意思表示だと感じました。

実際、社内では役職で呼ぶことはなく、
全員を「〇〇さん」と呼び合っています。
この呼び方一つとっても、会社の中にある無言の壁を下げ、
誰もが意見を言いやすい空気をつくっている
のだと感じました。

また、毎朝全社員で行うラジオ体操や、
社長自らが率先して行う社屋の掃除
さらには、毎月の給与明細を社長が一人ひとりに手渡しするというお話も伺いました。

どれも特別なことのようでいて、
「社員一人ひとりと向き合う」という姿勢
当たり前の行動として続けていることに、
この会社の本質があるように思います。

社員の誕生日には、全員に直筆のメッセージカードとケーキを贈る
そして大切にしているのは、社員だけではありません。
社員の家族、取引先や協力会社、さらにそのご家族まで。

「既存のお客様」と「これからのお客様」を線引きせず、
関わるすべての人を同じように大切にするという考え方は、
簡単にできることではありません。

さらに印象的だったのは、
会社が「仕事が楽しいと思える環境づくり」を本気で考え、
社員一人ひとりが指示を待つのではなく、
自ら進んで仕事に向き合える風土が自然と育っていることです。

正直に言って、
ここまで“人”に向き合い続けることは、
時間も労力もかかる、簡単な道ではないと思います。

実際、この文化が根付いたのもここ10年ほどの話で、
社員の皆さんに理念が浸透するまでに約5年かかったと伺いました。

それでも諦めず、粘り強く向き合い続けてきたからこそ、
今の村田ボーリング技研様がある。

今回の訪問を通して、
「人を大切にする経営」とは、
目に見えない想いを、目に見える行動で積み重ねること
なのだ
と強く感じました。

応募者多数!? 採用とSNSの裏側

社長に引き続きお話を伺ったのは、
専務の村田さん、社長室の濵島さん、金子さん。

濵島さん・金子さんは
社内外イベント、SNS運用、人事を担当されています。

特に驚いたのが 採用の実績

なんと常に多くの応募があり、日々面談が続いているとのことでした
自社HPが、応募者にとって会社を知る大きな入り口となっており、

そこで感じた印象が応募の後押しになっていると伺いました。

HPを見ると理由は一目瞭然でした。

会社の雰囲気が伝わる
社員の表情が明るい
福利厚生や働き方が分かりやすい

さらにInstagramでは
「広報」
「ナカノヒト」2つのアカウントを運用。

企画会議はほとんど行わず、
それぞれが “自分が感じた自社の良さ” を自由に発信。

最初は反応が少ない時期もあったそうですが、
コツコツ続けた結果、今の形につながっています。

「まずやってみること、そして続けること。」

目立つ取り組みや派手な演出ではなく、
日々の当たり前を、当たり前のまま発信し続けること。
それこそが、会社の良さを正しく伝え、
共感してもらうための一番の近道だったのだと教えていただきました。

地域とつながる会社づくり

村田ボーリング技研様では、
毎月MEET UPという学生向けイベントを開催。

MEET UPとは??

さらに「ファクハク(静岡工場博覧会)」にも積極的に参加し、
工場見学にとどまらず、体験型イベント「村田ボーリング感謝Day を実施。

社員の皆さんが一体となり、
地域とつながる場を大切にしていることが伝わってきました。

工場見学で感じた“現場力”

最後に工場内を見学させていただきました。

まず驚いたのが、
5S
の徹底と工場内の美しさ。

そして何より、
作業中にもかかわらず、
社員の皆さんが笑顔で挨拶してくださったこと

さらに印象的なのは女性社員の方が溶射作業を担当されている姿でした。


防護服に身を包み、迷いのない手つきで機械を操作する姿はとても凛々しく、まさに“職人”そのもの。


「溶射=熟練男性職人」という先入観を良い意味で裏切られ、

性別に関係なく、技術と想いで現場を支えている会社であることを強く感じました。

また、初めて「溶射」という技術を見る私たちに対して、
社員の方が自ら進んで機械を動かし、丁寧に説明してくださる場面もありました。


そうした一つひとつの対応からも、「社員を大切にする会社」という社風が、現場にしっかり根付いていることが伝わってきます。

多品種小ロット対応
大きなワークサイズ
国内でも数社しかできない特殊技術

まさに
「ニッチな分野でオンリーワン」
という言葉がぴったりの会社でした。

今回の訪問から、私たちが学んだこと

今回の訪問を通じて強く感じたのは、

「会社の魅力は、つくろうとして続けた結果に現れる」
ということです。

  人を大切にする姿勢
  
想いを伝え続けること
  
地域と関わり続けること

どれも一朝一夕ではできません。

私たちサイダ・UMSも、
まずは 今できることを一つずつ、丁寧に続けていくこと。

この積み重ねが、
いずれ「選ばれる会社」につながるのだと感じました。

村田ボーリング技研株式会社の皆さま、
この度は貴重なお時間をありがとうございました!