村田ボーリング技研ではある一定の温度になると、アイスクリームを配っています。
その中の「あずきバー」
一度ならず食べた方は多いと思いますが、なぜ、こんなに硬いのでしょうか?
ということでチェック・・・。
あづきアイス(特に井村屋の「あずきバー」)が硬い理由は主に以下の3つ。
・空気の含有量が非常に少ない
あずきバーは素材をぎっしり詰め込むことで空気をほとんど含んでおらず、これが硬さの大きな原因になっている。アイスに空気が多く含まれるほどふわっと柔らかくなるが、あずきバーは空気が少ないため固くなる。
・乳化剤や安定剤などの添加物を使っていない
通常のアイスには口当たりを良くするための乳化剤や安定剤が使われるが、あずきバーはそれらを一切使わず、また乳製品の乳固形分も含まれないため凍ると硬くなります。
・甘さ控えめで砂糖の量が減ったことで水分量が増え、氷の割合が増え硬くなっている。
昔より甘さが控えめになったため、その分水分が増えた。水分が多いと凍った時に氷の割合が増えて硬く感じる。
あずきバーは「意図的に硬くした」のではなく、素材の味や質感を重視し無添加・シンプルな製法を追求した結果として硬くなっている。
また、あずきバーはアイスクリームの分類ではなく、乳固形分がほとんどない氷菓に分類されることも、乳由来の柔らかさがない理由の一つである。
「なるほど・・・!」
あずきばー
2025年7月30日
2025_07/30