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2025年11月17日

2025_11/17

静岡市内にある「軍神社」の由来は?

静岡市内に、以前から気になっていた神社があります。

その名も「軍神社」。

名前からして戦にゆかりのある場所だろうとは思っていましたが、調べてみると由緒ある神社でした。

軍神社は、主祭神は、武の神として知られる武甕槌命(たけみかづちのみこと)と経津主命(ふつぬしのみこと)。

平安時代に坂上田村麻呂(さかのうえ の たむらまろ)が蝦夷平定を記念して創建したと伝えられています。

(坂上田村麻呂・・・ 4代の天皇に仕えて忠臣として名高く、桓武天皇の軍事を支えた一人であり、二度にわたり征夷大将軍を勤めて功績を残した。)

(蝦夷【えみし、えぞ】とは、古代から中世にかけて、主に大和朝廷【中央政府】の支配領域の外、特に東方・北方【現在の東北地方や北海道】に居住していた人々に対して、中央政府側が用いた呼称)

さらに、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際にこの地で戦勝祈願をしたという伝説も残っています。

徳川家康が本殿に幟(のぼり)や鉾(ほこ)を奉納した記録もあり、地元でも特に歴史深い神社の一つ。

いずれも“軍神”として古くから信仰されてきた神々です。

神社のすぐ横には旧東海道が通っており、かつて戦に向かう武士たちがここで祈りを捧げたのだろうか……と静かに思いを巡らせてしまいます。