初詣やお祭りなどで神社を訪れると、賽銭箱に向かって小銭を投げ入れる人をよく見かけますが、その光景見るたびに、違和感を感じます。
人に対してお金を投げるのは失礼とされるのに、神様や仏様に向かって投げるのはなぜ許されるのでしょうか。
お賽銭とは、本来“お願いの代償”ではなく、“感謝の気持ち”を表す行為であって、
「投げる」よりも「静かに捧げる」方がふさわしいのではないかと。
私自身、参拝の際には賽銭箱の前に立ち、心を落ち着けて静かにお金を入れるようにしています。
そして、それは金額の多い少ないではなく、“心のこもり方”が問題ではないかと。
神仏への敬意は、手の動作ひとつ、音の立て方ひとつに表れるものだと感じます。
靖国神社

