歳を重ねるにつれ、食べたものがうまく消化しきれず、常にお腹が重い状態になりやすくなります。
「歳をとったら腹八分目がちょうどいい」と言われますが、つい食べ過ぎてしまうのが悪い癖ですね。
20年ほど前、伊東市にある「ヒポクラティック・サナトリウム」という断食道場で、1週間のプログラムを体験したことがあります。
断食中は「ニンジン+リンゴジュース」でビタミンやミネラルを補いながら過ごす内容でしたが、1日1kgずつ体重が減り、身体の中がどんどん軽くなるのを感じました。
お腹の中に何も入っていないという感覚が、こんなにも心地よいものなのかと驚いたものです。
生前、父が断食道場に通っていた気持ちが、今になってようやく分かるようになりました。


