夜に遠くの光を見ると、チラチラと揺らいで見えた経験は誰にでもあると思います。
「なぜ揺らぐのか?」と調べてみると、これは空気の性質によるものだそうです。
夜の大気は場所によって温度差があり、その温度差で空気の密度が変わると、光の進む方向も微妙に曲げられます。
この「空気のゆらぎ」こそが、光が揺れて見える正体。
星が瞬いて見えるのも同じ仕組みで、遠くの光ほど大気の影響を受けやすく揺らぎも大きくなります。
ふと見上げた夜景の光が揺れていたら、「自然のいたずらだな」と思えば、ほんの少しロマンを感じられるかもしれません。


