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2025年12月15日

2025_12/15

「新幹線の車窓から見えた富士山の笠雲!」

12月11日(木)、東京出張のため静岡駅から東京駅へ向かう新幹線の車窓から、富士山に見事な笠雲(かさぐも)がかかっているのが見えました。

子どもの頃から「富士山に笠雲がかかると翌日は雨が降る」と言われてきましたが、なぜ雨の前触れとされるのでしょうか?

調べてみると、富士山に笠雲がかかるのは、主に次のような気象条件が重なったときだそうです。

まず、富士山周辺に湿った空気が流れ込んでいる場合。

低気圧や前線、台風の接近などで南〜南西から湿った風が吹き込むと、その空気が富士山にぶつかって上昇し、山頂付近で雲が発生しやすくなります。

次に、上空で比較的強い風が吹いている場合。

山に当たって持ち上げられた空気が、一定の位置にとどまりやすくなり、まるで笠をかぶったような雲の形になります。

笠雲は一年を通して見られますが、特に暖かい季節に多く、天気が下り坂に向かう前、つまり雨の前に現れやすいのが特徴だそうです。

そのため、「富士山に笠雲がかかると翌日は雨」と言い伝えられてきたのですね。

自然のサインには、やはり意味があるものです。