社長ブログ
溶射屋
日々の気づきを投稿中

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2026_04/10

100社あれば100通りの「あり方」がある。               坂本光司研究室で学んだ経営の真髄!

「人を大切にする経営」を30年前から提唱されている坂本光司先生。

私は坂本先生が法政大学大学院で教鞭を執られていた際、4年間にわたり坂本光司研究室で学ぶという貴重な機会をいただきました。

在籍中、坂本先生やゼミの仲間と共に訪問した企業は、実に250社にのぼります。

それぞれの現場へ足を運び、その社風を「五感」で感じ取った体験が、今も私の大きな財産となっています。

多くの現場を歩く中で学んだのは、「人を大切にする経営」を実践している会社の「あり方」があるということ。

いい会社が100社あれば、100通りの「あり方」があり、100社あれば100通りの「やり方」がある。

他社の成功事例をそのまま真似しようとしても、決して上手くはいきません。

しかし、数多くの「あり方(企業の姿勢)」に触れ、学び続けるうちに、自ずと自社に合った「やり方」が少しずつ見えてくるようになります。

見えてくるようになったら、できるところから一つひとつ、右往左往しながらも泥臭く実践していくこと。

当社も、「いい風」が吹く社風にしたいなぁと思っています。

2026_03/28

「道徳と経済は一体! 三方よし経営が描く、人を大切にする未来」

先日、日本道経会の理事会に出席してまいりました。

日本道経会とは、1999年に設立された全国組織。

法学博士・廣池千九郎(1866~1938年)が提唱した「道徳と経済は一体である」という「道経一体思想」を学び、実践し、社会に広める活動を続けています。

日本道経会会員が目指すのは、「相手よし、自分よし、第三者よし」の「三方よし経営」です。

日本道経会が発行している月刊誌『三方よし経営』には、私の恩師である坂本光司先生が毎月執筆されています。

坂本先生が提唱される「人を大切にする経営」と、この「三方よし経営」。

言葉は違えど、見据えている向かうべき方向は全く同じです。

「正しく儲け、その利益で人を幸せにする」

この当たり前だけれど奥深い経営の本質を、これからも現場で、そして地域で実践し続けていきたいと改めて感じた一日でした。

2026_03/22

人の優しさは「涙の量」に比例する。坂本光司先生から学んだ真の人財と利他の心

人の優しさは「涙の量」に比例する。

坂本光司先生が説く、真に求められる人財とは。

「人を大切にする経営」の提唱者である坂本光司先生は、よくこのような言葉を口にされます。

「人の優しさは、それまでに流した涙の量に比例する。涙を流したことのない人は、人の悲しみや苦しみを心から理解することはできない」

また、企業が真に求めるべき人財についても、次のように語られています。

「企業が求めている人財とは、単に知識やノウハウ、テクニックを身につけた人ではない。人としての優しさや、仲間のことを思いやる『利他自損(りたじそん)』の心を持った人である」

私は、坂本先生と一緒に企業視察へ伺う機会が多くあります。

そこでよく目にするのは、訪問先の社長さんのお話を聴きながら、静かに涙を流されている坂本先生の姿です。

理屈ではなく、心で相手の苦労や喜びに寄り添う。

その温かい眼差しこそが、先生の説く「優しさ」の真髄なのだと、お姿を拝見するたびに胸が熱くなります。

2026_03/07

合同企業文化祭では色んな方から声を掛けてくださいました!

昨日、静岡グランシップ前広場で開催された「合同企業文化祭」。

会場では、本当に多くの方から温かいお声を掛けていただきました。

中には、「SNSを毎日見ています!」

と笑顔で話しかけてくださる方も。

日々の発信が誰かに届いていることを実感し、身が引き締まる思いでした。

また、ある企業の人事部に配属されたばかりという方からは、こんなに嬉しい言葉をいただきました。

「坂本光司先生の教えに深く共感しているのですが、こんなに近くにその教えを実践している企業があると知って、本当に嬉しい限りです」

私たちが大切にしてきた「人を大切にする経営」が、こうして次世代の担当者さんの心にも響いている。その事実に、胸が熱くなりました。

「参考になるか分かりませんが、ぜひ一度、当社へ遊びにお越しください」

そんなお話をさせていただきながら、新しいご縁が広がる喜びを噛み締めた一日でした。

 昨日はお忙しい中、難波静岡市長も会場の視察に駆けつけてくださいました。

イベントの盛り上がりを肌で感じていただき、静岡の未来を担う学生さんと企業の交流を後押ししてくださったことに、心より感謝申し上げます。

イベントの様子や、会場の熱気については、後日アップさせていただきます。

写真、難波静岡市長、そして地域のマスコットキャラクターたち!

2026_03/04

【2025年出生数】過去最少70万人更新。13年前、法政大学院での学びが予見した未来

3月1日、厚生労働省から衝撃的な発表がありました。

「2025年の出生数は70万5809人。前年より2.1%減り、10年連続で過去最少を更新」

このニュースを聞き、私の時計は13年前へと一気に巻き戻りました。

■ 2013年、学びの門を叩いたあの日

「人を大切にする経営」を提唱される坂本光司先生のもとで学びたいと、2013年法政大学大学院 政策創造研究科に入学。

そこで受けた、少子化に関する授業の講師、小峰隆夫先生による「将来人口推計」が衝撃的でした。

■ 「政府が何とかしてくれる」という甘えを捨てた瞬間

それまでの私は、「少子化といっても、最後は日本政府が何とかしてくれるだろう」と他人事のように考えていました。

しかし、示された現実はあまりに過酷なものでした。

人口を維持するのに必要な子供の数は2.07(合計特殊出生率)ですが、

当時は1.41しかなく、50年先の予想が1.35 前後。

自分で調べれば調べるほど、日本の人口減少は最低でも100年以上は止まらないという事実。

「このまま何もしなければ、企業は人を採用できなくなる」

13年前、武道館の熱気の中にいながら、私はこの未来を真剣に、そして強く確信したのです。

「選ばれる企業でないと生き残れない」

あれから13年。

予測は現実となり、採用の現場はかつてない厳しさを迎えています。

今こそ「選ばれる企業」への変革が問われているのだと、改めて身が引き締まる思いです。

写真上:2013年4月、日本武道館で行われた法政大学入学式。ここから私の新たな挑戦が始まりました。私は学生席ではなく、父兄席で見ていました(笑)

写真下:式典を盛り上げる応援団とチアガールの皆さん。彼らのエネルギーに負けないよう、学びを深めた日々が懐かしいです。

2026_02/27

第16回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞企業が発表されました!

一昨日、第16回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の発表がありました。

「人を大切にする経営」がますます注目を浴びる中、受賞された全19社の皆様、本当におめでとうございます!

この賞が定義する「大切にすべき人」とは、以下の5者です。

1、従業員とその家族
2、外注先・仕入先
3、顧客
4、地域社会
5、株主

「人を幸せにしていれば、結果的に業績も上がる」という信念のもと、坂本光司会長が主催するこの顕彰制度は、日本を元気にするための非常に重要な指針となっています。

最高の栄誉「内閣総理大臣賞」

今回の最高賞に輝いたのは、福井県の清川メッキ工業株式会社様です。

平成27年度の受賞に続き、再度の申請でついに最高の栄誉を手にされました。

清川メッキ工業様が掲げる「人を、ものを、活き活きさせるめっき」という言葉、そして1997年から続く「めっき教室」の取り組みには深く感銘を受けます。

子どもたちに仕事を教えることを通じて、社員自身が自らの仕事に誇りと使命感を再認識する。

これまでに1万人以上が参加しているというこの活動は、まさに産業立国日本の未来を支える種まきです。

同じ製造業に携わる者として、その姿勢に襟を正す思いです。

また、私個人としても嬉しい受賞企業がありました。

「経営人財塾」7期生の同期である永嶋さんが理事長を務める、「社会福祉法人永寿荘」さんが厚生労働大臣賞を受賞されました!

永嶋さん、本当におめでとうございます!

受賞された企業の皆様の「人を大切にする経営」が、これからも日本中に、そして世界へと広がっていくことを切に願っております。

第16回 受賞企業一覧

●内閣総理大臣賞
清川メッキ工業株式会社(福井県)

●厚生労働大臣賞
社会福祉法人永寿荘(埼玉県)

●地方創生大臣賞
株式会社アップルファーム

●中小企業庁長官賞
トップ保険サービス株式会社(福岡県)

●中小企業基盤整備機構理事長賞
株式会社隅田鋲螺製作所(大阪府)

●審査委員会特別賞
株式会社葵製作所
東工業株式会社
株式会社板通
株式会社オーザック
船場化成株式会社
藤和乾物株式会社
株式会社永田屋
福井経編興業株式会社
豊和工業株式会社
有限会社ますいいリビングカンパニー
ユニオンシステム株式会社
株式会社ローラン
株式会社和興計測
社会福祉法人愛和会

写真:昨年開催された、第15回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」表彰式。

2026_02/09

時代が、「人を大切にする経営」にようやく追いついてきました!

日本人は、横文字に弱い民族だと言われます。

かつて「ISO」が、少し前には「SDGs」が大流行したのは記憶に新しいですが、新しい横文字言葉が現われると、使いたがる。

昨今、大企業を中心に「ウェルビーイング(幸福・健康)」という言葉が盛んに語られるようになりました。

今まで「福利厚生expo」と呼ばれていたイベントが、いつの間にか「ウェルビーイングexpo」に名前を変えている。

こうした光景を目にする度に、私の頭には坂本光司先生の姿が浮かびます。

坂本先生は30年も前から、「社員とその家族を幸せにする経営」を提唱されてきました。

しかし、当時は多くの経営者からこう揶揄されていたものです。

「人を大切にするなんて、そんな甘いことを言っていたら組織が緩くなる」 「そんな綺麗事では経営はできない」と。

ところが、どうでしょう。

空前の人手不足、加速する離職。

「人を大切にしない会社には、もう誰も来てくれない」という現実を突きつけられ、ようやく「社員を大切にしなくては・・・」と気づく経営者が、一人、二人と増えてきました。

そこに登場したのが、この「ウェルビーイング」という横文字です。

私は、この言葉がこれから大流行すると確信しています。

大企業を中心に、お洒落なオフィスや福利厚生を充実させる動きが加速するでしょう。

しかし、その多くが「形だけ」のウェルビーイングになっているように見えてなりません。

坂本先生が説いてこられたのは、もっと心の深い部分にある「心の繋がり」。

仕事を通じて誰かの役に立ち、仲間に感謝され、明日もこの場所で働きたいと心から思えること。

横文字で着飾らなくても、その本質は30年前から何も変わっていません。

坂本先生の哲学に、時代がようやく追いついてきたのです。

私たち村田ボーリング技研も、10数年前から「人を大切にする」を目標に、右往左往しながら歩んできました。

新しい言葉に踊らされるのではなく、その言葉が指し示す「本当の幸せ」を、現場で一つひとつ形にしていきたい。

ウェルビーイングの流行を横目に、そんなことを強く思う今日この頃です。