若い頃に体験した、あの厳しい訓練所「タヤマ学校」。
そこで講師が放った言葉が、今も私の心に刻まれています。
「綺麗なものを見て『綺麗だ』と思えるのは、あなたの心が綺麗だからですよ」
その言葉を聞いた瞬間、「なるほどねぇ・・・!」と深く納得したのを覚えています。
日々の忙しさやストレスに追われ、心が曇ってしまうと、目の前にあるはずの感動を捉えることができなくなります。
「最近、空を見上げていないな」「花の美しさに気づけていないな」と感じたら、それは心がメンテナンスを求めているサインなのでしょう。
気ぜわしい時こそ、あえて立ち止まり、深く深呼吸をする。
そうして心の曇りを丁寧に拭き取れば、ただの青空や白い雲の中にさえ、驚くほどの感動を見出せるようになります。
感性を磨く努力をすること。
68歳になった今、それは人生を豊かにするために、とっても大事なことだと思っています。


