社長ブログ
溶射屋
日々の気づきを投稿中

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「村田ボーリング技研」

2025_09/15

「人が集まる会社を目指したいです!」

求人難の時代になりました。

最近では「初任給〇〇万円」と条件を引き上げて人材を集めようとする著名企業の求人をよく耳にします。

しかし条件で採用した場合、入社した途端に他社の条件が魅力的に見えてしまい、離職につながることが少なくありません。

私は10年前に「社員を大切にする経営」で注目され、当時の安倍総理も視察に訪れた社員40名規模のA社を訪問しました。

社長の「求人を出すと600人が応募してきます」という言葉が、今でも印象に残っています。

2年前に、「2人の募集に2000人の応募があった」と聞き、さらに驚かされました。

「ニンジンをぶら下げて人を集める」のではなく、「自然と人が集まる経営」にしなければと思っています。

人が集まる会社は社風が良く、社員が定着するのではないでしょうか?

この、「人が集まる会社」を目指す大切さに、気づいていない経営者があまりに多いように思います。

写真:「人を大切にする経営学会」会長 坂本光司先生

坂本光司先生

2025_09/12

「お客様が感動するのは、満足ではなく物語!」

2006年から始まった「社員勉強会」(一般公開講演会)も、今回で第32回を迎えました。

今回の講師は、リッツ・カールトン初代日本支社長であり、「感動のホテル」を築いた高野登さん。

リッツ・カールトンの価値創造の鍵は、「顧客満足」ではなく「顧客との絆」。

高野さんは「お客様が感動するのは、満足したときではなく“物語”が生まれたとき」と語ります。

サービスで満足度を追求すると、“当たり前”になる。

しかし、スタッフとお客様との心の触れ合いから物語が生まれれば、それは一生の思い出となり、感動につながると。

素晴らしい音楽が何度聴いても飽きないように、心の通い合いは形に残らなくても人の記憶に刻まれる。

リッツがどのように「お客様との物語」を紡いできたのか・・・。

この勉強会は社員の学びの場ですが、営利目的ではなく一般公開していますので、どなたでもご参加いただけます。

大人2,000円、大学生以下無料。

日 時 202509月27日(土)
会 場 静岡グランシップ11階 会議ホール「風」
住 所 静岡市駿河区東静岡2-3-1)
    東静岡駅から徒歩5分
開 場 1230
開 演 1300分 13時〜16時20分 (20分休憩あり)
入場料 一般 2000円 大学生以下  無料 
主 催 村田ボーリング技研株式会社
申 込 https://www.murata-brg.co.jp/seminar    (ネット申込)
    https://www.murata-brg.co.jp/seminar (アナログ申込)

高野 登氏

2025_09/03

ファクハク2025開催!村田ボーリング技研・感謝dayへどうぞ!

10月17日(金)~19日(日)、静岡市工場博覧会(ファクハク)が開催されます。

昨年は31社が参加し、多くの方で賑わいました。

当社では、18日・19日の両日に「村田ボーリング技研・感謝day!」を昨年に続き開催します。

社員のご家族や地域の皆さまに楽しんでいただきながら、当社のことをもっと知っていただければと思っています。

昨年は3日間でご家族連れを中心に450名の方にお越しいただき、大変好評をいただきました。

今年はさらに内容をバージョンアップして準備中です。ぜひお気軽にお立ち寄りください!

写真:昨日開催したファクハク・スタッフ全体ミーティング(第4回目)

2025_08/30

「インターンを通じて学生と一緒に考えた“人を大切にする経営”」

8月27日から29日までの3日間、インターンシップを開催。

今回は大学2年生から3年生までの6名が参加し、「人を大切にする会社とは何か」についてじっくり考え、深掘りしてもらいました。

若い皆さんが真剣に学ぶ姿に、私自身も改めて気づかされることが多かったです。

私たち村田ボーリング技研のインターンは、単なる会社紹介や自社のPRの場ではありません。

むしろ、学生が将来のキャリアを考えるうえでの視野を広げ、就職活動に役立つ学びを提供することを目的としています。

今回参加してくれた学生の皆さんが、人を大切にする会社と出会い、やりがいや誇りを持って働ける場を見つけ、よりよい人生を歩んでいってくれることを心から願っています。

2025_08/29

「業績軸」から「幸せ軸」へ!

皆さんのまわりの経営者の中で、「人を大切にする経営」を実践されている方はいらっしゃるでしょうか?

私自身、日々多くの経営者と出会う中で、そのような経営者とであう機会は本当に少ないです。

もちろん、利益や効率を追い求めることは大切なこと。

しかし、その一方で、社員をただの労働力として扱い、心や成長に目を向けない経営に未来はあるのかなと思っています。

2025_08/26

値引きをしない発注がもたらした竣工の喜び

2020年10月に竣工した当社の新事務棟。

詳細図面が完成し、設計事務所と打ち合わせを重ねた結果、3社のゼネコンに見積を依頼した結果T社が落札。

その際、設計事務所に次のように伝えました。

「見積額から“どれだけ安くできるか”という交渉は一切しません。安くすればするほど、赤字で請け負う業者が出てきてしまうから。村田ボーリング技研の工事を引き受けてくださる協力業者さんには、仕事を終えた時に『黒字でよかった』と喜んでもらいたいのです」

工事を請け負う側が「赤字だけど仕方がない」と思って作業するのと、「黒字でありがたい」と思って取り組むのとでは、きっと出来栄えも大きく変わってくるはずです。

設計事務所のT所長さんからは「この仕事をしていて、そういうことを言う発注者は初めてです」と驚かれましたが、竣工後には「会心のできです」とのお言葉をいただきました。

その瞬間が本当に嬉しく、私にとっても大きな喜びとなりました。

村田ボーリング技研 新事務棟

2025_08/22

「静岡県産業成長戦略2025」から思うこと!

静岡県が掲げる「静岡県産業成長戦略2025」

その冒頭に書かれている言葉は、

「幸福度日本一の静岡県の実現 ~ウェルビーイングの向上、持続可能な経済社会の構築~」

とても大切で力強いメッセージです。

ここで思い出すのが、私の恩師・坂本光司先生の言葉。

先生は「人を大切にする順番」として、次のように説かれています。

1、社員とその家族
2、協力会社とその家族
3、お客様
4、社会的弱者

まず一番に大切にすべきは 社員とその家族

社員が安心し、満足して働けるからこそ、やる気を持って良い仕事ができ、結果としてお客様に満足していただけるのだと思います。

そう考えると、鈴木康友・静岡県知事も、「幸福度日本一の静岡県」を実現するためには、まずは一緒に働く 県庁職員を大切にすること が何よりも大切ではないかと感じます。

実際に、その視点で組織づくりを実践しているのか・・・。

そこに今後の静岡県の未来がかかっているのかもしれません。

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「静岡県産業成長戦略2025」 抜粋
・幸福度日本一の静岡県の実現 ~ウェルビーイングの向上、持続可能な経済社会の構築~
・人口減少が進む中、未来に向けて本県経済を牽引する産業を創出するため、人材確保やスタートアップ支援、企業誘致等を重点的に推進
・本県経済を支える中小企業の持続的な成長を促進するため、各企業の成長の方向性に合わせた支援施策を展開
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