社長ブログ
溶射屋
日々の気づきを投稿中

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「村田ボーリング技研」

2025_12/20

「メガバンクの新人が一人で年末挨拶にきたことにビックリ!」

昨日は、お取引先である4行の銀行さんが、年末のご挨拶に来社されました。

銀行の方が来社される場合、通常は担当者とその上司の2名で訪問されることがほとんどなのですが、あるメガバンクは、若い行員の方が一人で来社したんです。

見た目は30代くらいかなと思っていたのですが、話を伺っていると、なんと今年入社したばかりのピカピカの新入社員とのこと。

「本来は上司と一緒に伺うところですが、一人でお伺いすることで、担当の社長様のお考えやお人柄を直接感じ取れると思いました」

もちろん、上司の許可を得たうえでの行動だと思いますが、新人の方が単独で年末のご挨拶に来社されたのは、私にとって初めての経験でした。

「来年そうそう上司と一緒にお伺いさせて頂きます」といって帰って行きました。

このメガバンクの支店長さんは、とても柔軟な考え方をお持ちの方なのだろうなぁ、と感じました。

2025_12/18

「けれど けれど なんにも しない」

あいだみつをさんの「日めくりカレンダー」18日目の言葉。

「けれど けれど なんにも しない」

「あれをやろう」「これをやろう」と思いながら、結局、何もしないまま一日が過ぎてしまう。
そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。

歳を重ねるにつれて、「もう歳だから…」

そんな言い訳が、つい口をつくようになります。

そして最後は、「来年こそは・・・」と、また先送り。(汗)

この言葉、胸に刺さります。

2025_12/11

「忘年会が楽しみになる会社になってくれていたら嬉しいです!」

忘年会シーズンに入り、村田ボーリング技研でも各部署で忘年会の計画が進んでいます。

当社では数年前から、部署内の懇親を深めるために補助金制度を設けており、月に1回、一人あたり3,000円を会社が補助する制度。

最近も「補助制度を使わせていただきます」という申請があり、「出席率はどう?」と聞いてみたところ、「以前より出席率が高くなっています!」との嬉しい返事が返ってきました。

気軽に参加できて、楽しく懇親を深められる雰囲気が会社に根付いてきているなら、これほど嬉しいことはありません。

写真:ファクハク(オープンファクトリー)スタッフメンバーの打ち上げ

2025_12/06

「展示会でまさかの入場証忘れ!」

先日、東京ビッグサイトで開催されている展示会に行くため、主催者のHPにログインして入場証をプリントアウトしておきました。

ところが、会場に着いてカバンの中から入場証を取り出そうとしたら、ない・・・。

まさかの「持ってくるのを忘れた」という凡ミス。

「どうしよう。当日受付で1,000円払って入るしかないか」と思いながら受付へ向かいました。

するとスタッフが、「受付完了メールに届いているQRコードがあれば、こちらで入場証を再発行できますよ」と。

おかげで無事に入場することができました。

こんなうっかりをやってしまう私です。(汗)

東京ビッグサイト

2025_12/05

「登壇者をチェック・・・、村田ボーリング技研に活かせる学びを探す!」

ある団体が毎年開催している経営者向けセミナーがあります。

3日間の参加費は、なんと30数万円。

25年前に村田ボーリング技研の社長に就任した際、「自分の成長につながるかもしれない」と思い、一度だけ参加したことがあります。

しかし、大企業中心のトップが語る内容は、中小企業の経営者である私にとっては現実感がなく、正直あまり魅力を感じなかったのでそれ以来、参加したことはありません。

とはいえ、毎年案内が送られてくるので、どのような方が登壇するのかだけはチェックしています。

以前は名前の知れた大企業の経営者が中心でしたが、最近は活躍している中小企業の経営者が増えてきた印象があります。

中には、創業まもない若い経営者が登壇しており、「これから伸びそうだな」と思う方もいる。

実際、10年ほど前の案内の中に、求人に独自の取り組みをしている方がいて、気になって直接連絡を取り、指導を受けたことで今では当社のノウハウになったとう例もあります。

今回のラインナップの中に、村田ボーリング技研にとって学びになる経営者はいるかな…。

そんな視点からですが、今後も案内を楽しみにしています。

2025_12/04

「思いやりの駐車」塚越寛さんに学んだ小さな習慣

2013年に法政大学大学院・坂本光司研究室で学ぶ前は、大型商業施設の駐車場では、いつも入口に一番近い場所に車を停めるようにしていました。

そんな考えを大きく変えるきっかけとなったのが、坂本先生とともに伊那食品工業を訪問し、当時の社長・塚越寛さん(当時76歳)から伺ったお話です。

塚越さんはこう言われました。

「駐車場では、入り口に近い場所は高齢者のために空けておく。私はいつも一番遠い場所に停めています。」

76歳のご本人がそれを当たり前のように実践されていることに、私は強い衝撃を受けました。

もちろん、社員の皆さんも同じ行動をしているとのこと。

その日以来、私も駐車するときはできるだけ遠い場所に停めるようになりました。

ほんの小さなことですが、「思いやり」を形にする大切な習慣だと感じています。

皆さまは駐車するとき、どの場所を選んでいますか?

写真は、静岡市内にある長崎ちゃんぽんの駐車場、赤丸が私の車です。(昨日)

 

2025_12/03

品性とは“心の姿勢”。今日からできる自分磨き

村田ボーリング技研の経営理念には、次の一文があります。

「我が社は、社員とその家族、そして取り巻くすべての人々の安心と幸福を実現するために、一人ひとりが品性の向上と三方良しの経営を目指し、存在感のある企業として社会の進化発展に貢献する。」

この理念は、1967年(今から58年前)に父がつくったもので、理念の実現を目指していました。

全文にはさらに続きがありますが、核となる想いはこの一文に凝縮されています。

では、理念にある「品性」とは何を指すのでしょうか。

品性の向上とは、人としての内面を磨き、信頼されるふるまいを身につけていくこと。

礼儀や思いやり、謙虚さ、誠実さ、そして感謝の心。

こうした姿勢が品性を形づくります。

能力や知識は時間と共に身についていきますが、品性は日々の小さな行動の積み重ねでしか育ちません。

挨拶やお礼を丁寧にする、嘘をつかず約束を守る、感情に流されず落ち着いて対応する、誰かのためにひとつ行動を増やす。

こうした習慣が、少しずつ品性を高めていく。

品性が高い人は、周囲に安心感を与え、自然と信頼されます。

松下幸之助氏が

「企業は人なり。人は品性なり」


と語った通り、会社の文化は社員一人ひとりの品性の総和です。

今日からできる小さな一歩が、自分自身の魅力となり、そして良い会社づくりにもつながっていく。

私はそう信じています。

写真:ベテラン職人(故)Sさん