「正論を振りかざすのは、実は正しくない」と大久保寛司さん。
私たちはつい、正しいことを言えば相手が変わると思いがちですが、現実はそうではありません。
大久保さんは、教育や職場での具体的な例を挙げてこう説いています。
●学校現場にて、「いじめをしないように」と正論を伝えるだけでは、いじめはなくなりません。
「いじめをしてはいけない」という心、つまり相手を思いやる土壌を創ることこそが、先生の真の仕事である。
●職場にて、上司が「クレームを出すな!」と精神論だけで指示を出しても、ミスは減ならい。
クレームが起きないための具体的な仕組みや環境を整えることが、上司の果たすべき役割である。
●身近な例でいえば、夫婦喧嘩も同じ。
お互いに「自分の正論」をぶつけ合えば合うほど、火に油を注ぐことになり、解決からは遠ざかってしまう。。
焦点は「正しいこと」ではなく「実現すること」 大切なのは、正しい言葉を語ることではなく、「正しい状況をつくること」だと。
そして、理想の状態を「実現すること」に焦点を置くことだといいます。
「なるほどねぇ・・・!!」
言葉の正しさに酔うのではなく、相手の心や現場の状況に寄り添い、共に良い未来を創っていく。
そんな「あり方」を大切にしていきたいものです。


