私が住む場所の隣組。
かつては9家族があり、組内で不幸があれば互いに手伝い、支え合って暮らしてきました。
しかし、月日の流れは想像以上に早いもの。
子供たちは健やかに育ち、外の世界へと羽ばたいていく。
残された親たちも、連れ添った配偶者を見送り、やがて高齢となって施設へ入る。
あるいは、子供たちのもとへ身を寄せる。
そして、気がつけば6家庭がいなくなり、この1年間だけで、3つの家が解体され、更地になりました。
重機が入り、かつての団欒の場が形をなくしていく光景は、言葉にできない寂しさが込み上げてきます。
形あるものはいつか無くなる。
頭では分かっていても、慣れ親しんだ街並みが無くなっていく様子は、とても寂しいもの。
私たちの社会が直面している縮図を、今、ひしひしと感じています。


