人の優しさは「涙の量」に比例する。
坂本光司先生が説く、真に求められる人財とは。
「人を大切にする経営」の提唱者である坂本光司先生は、よくこのような言葉を口にされます。
「人の優しさは、それまでに流した涙の量に比例する。涙を流したことのない人は、人の悲しみや苦しみを心から理解することはできない」
また、企業が真に求めるべき人財についても、次のように語られています。
「企業が求めている人財とは、単に知識やノウハウ、テクニックを身につけた人ではない。人としての優しさや、仲間のことを思いやる『利他自損(りたじそん)』の心を持った人である」
私は、坂本先生と一緒に企業視察へ伺う機会が多くあります。
そこでよく目にするのは、訪問先の社長さんのお話を聴きながら、静かに涙を流されている坂本先生の姿です。
理屈ではなく、心で相手の苦労や喜びに寄り添う。
その温かい眼差しこそが、先生の説く「優しさ」の真髄なのだと、お姿を拝見するたびに胸が熱くなります。


