26年前から「財団法人日本道経会」に入会しています。
道経会では「道経一体」を重視しながら企業の永続を目指そうとするもの。
「道経一体」とは、「道徳(モラル)」と「経済(ビジネス)」を分離せず、両者が相互に依存し合いながら発展すべきだと。
経済的な成功のみを追求することも、道徳的な理想だけを求めることも、どちらか一方に偏ると持続的な発展や社会全体の幸福にはつながりません。
経済活動が道徳に反すれば社会的信用を失い、長期的な成功は難しくなり、逆に道徳だけに偏れば、経済的な持続性が損なわれる。
そして、「自分もよし、相手もよし、第三者もよし」の「三方よし経営」と共に、「道経一体経営」を少しでも実践していかなければと思っています。
ISOが出たら大ブームが起き、SDGsが出たらこれまた大ブームと横文字が現れると「乗り遅れた大変」と飛びつく日本人。
現在、横文字の「well-being」(ウエルビーイング、心も体も社会的にも、すこやかで満たされた状態)が出てきてISOやSDGsの時と同じような流行の兆しをみせているので、道経一体経営や三方良し経営、そして坂本光司先生の「人を大切にする、いい会社」が注目されていくのかなと思っています。
2025_05/22
「三方よしの道経一体経営」
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コメント(3)
おはようございます。
日本には「先義後利」という言葉もありますね。
道徳と経済。
始めて聞きました。
松下幸之助さんを思い出す言葉ですね。
おはようございます。
どんな時代になっても、大切なことは基本と考えています。
基本の「坂本光司先生の「人を大切にする、いい会社」」があって応用です。