昨日、年金の「繰り下げ受給」について、平均寿命をもとに生涯の合計支給額をシミュレーションしてみました。
(繰り下げ受給:仮に、65歳から200万円の支給額の場合、5年遅らせると284万円、10年遅らせると368万円となる)
男性なら65歳、女性なら70歳からの受給がいいのかな?という数字上の結果が出ました。
実は、昨日は気が付かなかったのですが、実はもう一つ、どうしても外せない「大切なものさし」があったんです。
それは、「健康寿命」
日本の最新データによると、その年齢は以下のようになっています。
男性の健康寿命: 約72.6歳(平均寿命:約81歳)
女性の健康寿命: 約75.5歳(平均寿命:約87歳)
平均寿命と健康寿命の間には、男性で約8年、女性で約12年もの「思うように動けない期間」があるのが現実。
これを年金の受け取り方に当てはめてみると、当たり前ですが、驚くべき結果となりました。
●【男性の場合】健康寿命72歳まで生きた場合の合計支給額
| 受給開始年齢 | 受給期間 | 年間支給額 | 合計支給額 |
| 65歳から | 07年間 | 200万円 | 1,400万円 |
| 70歳から | 02年間 | 284万円 | 568万円 |
| 75歳から | – | 0万円 | 万円 |
●【女性の場合】平均寿命75歳まで生きた場合の合計支給額
| 受給開始年齢 | 受給期間 | 年間支給額 | 合計支給額 |
| 65歳から | 10年間 | 200万円 | 2,000万円 |
| 70歳から | 05年間 | 284万円 | 1,420万円 |
| 75歳から | 0年間 | 0万円 | 0万円 |
「計算してみて分かったこと」
健康年齢を考えると、年金は65歳から支給してもらうのがベスト。
仮に、もらえる年額が増えたとしても、体力が落ちて旅行に行けなかったり、美味しいものを元気に食べられなくなってからでは、お金を有効に使うことができません。
元気で活動できるうちに年金を受け取り、人生を豊かにするために使いたいもの。
お金の損得計算も大切ですが、それ以上に「自分が元気でいられる時間(健康寿命)」を軸にして、これからの人生設計を立てていかなければと痛感しました。
写真:ランニング中の私(村田光生)Ai生成


